20101231

支部長ブログ Vol.61

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表 池村

今年も残すところあとわずか。
22:30~カポエイラ目黒道場にて年越しホーダを行います。

さて、本日最後のレッスンはBerimbau製作会でした。目黒道場屋上にて、11名(うち小学生1名)で行いました。


材料はSabiaという品種のブラジル産の木と、ブラジル産のヒョウタン


道具はのこぎりやドリル、キリやとんかち、ヤスリにカッター等


まずは木の皮をきれいに剥きます。この時100均等の野菜の皮むきで充分剥けますが、木の品種によっては厳しいかもしれません。Sabiaに関してはこれで充分です。



次に弦をひっかける部分をのこぎり等で切り出します。


そしてきれいにヤスリがけ。


削りかすで汚れないように完全防備の人もいます。大掃除ですね。


ある程度できたらヒョウタンの切り抜き。
曲面にのこぎりが入りにくいので、ドリルなどで切り抜く部分を抜いておくと、切り易くなります。



切り抜いた部分の仕上げ

以降の作業写真を撮り忘れました。悪しからず。

次に木にニスを塗ったり焦がし加工をしたり。
ニスが渇くまでにヒョウタンに紐を通し、弦を作ります。
ニスが渇いたら弦を張り、ヒョウタンと合わせてみます。音を出してみて、ヒョウタンの紐の長さや開口部の大きさの微調整をしたりすれば出来上がり。

ゆっくりやって3時間くらいでここまで出来ると思います。



初めての作品としては上出来ではないでしょうか。
運よく凄い組み合わせのBerimbauが出来て、良い音を出している物もありました。こればかりは合わせてみないと分かりませんので、なんとも言えません。


最後は皆で記念撮影

皆さんお疲れ様でした。

良いお年を!

2010年12月31日
代表 池村

20101220

支部長ブログ Vol.60

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目黒道場主 渡部

História

今日の昼ごはんをマッキーニョと一緒に食べていたのだが、その時の会話で印象に残ったことがあったので、すぐにでもBAR da GLORIAに投稿しようと思って道場に戻った後すぐに書き始めた。

マッキーニョがいっぱい話をしてくれて(もちろんポルトガル語で)、なかなか理解できなかったこともあったが、その途中で「今はインターネットを開けばいくらでもカポエイラの歴史を学ぶことができるが、昔はそうじゃなかった。じゃあ、どうする?色んなホーダに行くしかない。それらのホーダで出会ったメストレたちからジョゴだけでなく歴史など色々なことを学ぶ。その積み重ねが自分の歴史を作っていく」のようなことを言っていた。(僕の中での理解です)。

カポエイラは400年以上の歴史の中で色々形を変え今に至る。
その歴史を正確に語れる人など誰もいないであろう。
カポエイラを今日まで伝えてきた全ての人にその人の学んできた歴史があり、それぞれに個性あふれる歴史ができ、その人自身も受け継いだ人の歴史の一部となっていく。


僕はいつでも生徒にホーダに行くことを勧めている。
しつこいほどこのブログにも書いているが、ホーダこそがカポエイラなのである。
レッスンはホーダを豊かにするための方法を学ぶ場にすぎない。
カポエイラのホーダで使われている技を練習して習得することだけではカポエイラをしているとは言えないと個人的に思っている。

僕自身、自分で開いたホーダ、ブラジル本部のホーダ、ブラジルのストリート・ホーダ、コハダン日本支部のホーダ、他団体のオープン・ホーダなど全てを含め今年だけで30回以上のホーダに参加してきた。

とにかくカポエイラが好きで好きで、時間さえあれば、もしくは時間を無理やり作ってでもホーダに行っている。
そのホーダに行っていることの意味が、今日、雷が自分に落ちたかのようにマッキーニョの言葉によって知らされた。
インターネットや本で学んだカポエイラの歴史も大事であるが、自分自身の行動が学ぶ歴史を豊かにし、自分の歴史も豊かにしてくれていたのである。
そして、自分もすでに誰かのカポエイラの歴史の中に組み込まれているのであろう。


トリボ・ダ・ルアのプロフェッソール・マンデラが言っていた。
「バイーアにいたら毎日誰かがホーダに行こうって誘ってくる。『いや、今日は…』って言ってもしつこく誘ってくる。『何で行かないの?今日のホーダやばいよっ!』って。だから私毎日ホーダに行くよ。」

今度の土曜日クリスマスだけど15:30から道場でホーダあるよ。
道場のホーダまじでやばいよっ!
大晦日の夜10:30からも道場で年越しホーダあるよ。
年越しホーダも毎年やばいよっ!

20101214

支部長ブログVol.59

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日本支部代表池村

師走の候
寒さがひとしお身に染みる頃となりました。
今回は普段まじめ過ぎる団体ブログから少し脱線してみます。


さて、今年も残すところ2週間と少し。団体では忘年会があちこちで行われています。皆楽しい時間を過ごしているのですが、カポエイラの忘年会は少し特殊なのかもしれません。それは、乳幼児から大人まで同じ時間を過ごすと言う事。そして、本当に楽しみに来ていると言う事。

そんな会員さんには一年の感謝をこめてたくさんの景品を毎年用意します。一般的に考えると、え?こんなの貰って嬉しいんですか?と言う物ばかり。 (写真は全て昨年の忘年会より)


普段とは違った雰囲気で会場を盛り上げてくれる会員さん(Monitor Cavalo)


100名近い大人数でワイワイガヤガヤ時間を忘れ、ゲームにプレゼント交換にくじ引きに、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。今年は新宿で御座敷貸し切りですのでどうなる事やら。

支部長たちは率先して盛り上げます。

千葉支部代表中村と武琉君


神奈川支部代表中嶋


カポエイラ目黒道場主渡部


成田在住東京所属教師小倉


東京所属指導員いぶし銀片山


変顔選手権で大活躍の秋田サークル代表小原

こういった会が開けるのも、普段からカポエイラを大事にしてくれている会員さんと、支部長達の努力の賜物であります。これからもより良い団体でいれるよう、代表含め、努力していきたい次第であります。感謝

書いていてワクワクしてきました。これから景品の準備をしてみます。

代表池村