20141110

支部長ブログ Vol.97

CCJ関東統括 中村

今年も無事本部リオデジャネイロ昇段式を終え、帰国致しました。

帰国後一週間は時差ぼけでカラダも重かったのですが、一週間経ちようやくカラダの調子も戻って参りました。
少しずつ皆さんに還元して参ります。
そのひとつとしてこのBlogです。

今年の本部昇段式は当団体の長であるMestre Decioがとうとう最後の帯を手にされるという特別なものでした。
日本からも25名の生徒がブラジルへ渡り、ブラジル国内の他支部の生徒たちもかなりの数が集まってその瞬間を共にしました。


Mestreの昇段というものはやはり特別な雰囲気があります。
その場にいるMestreたち一人ひとりが新しい帯を手にして祈りを込め、となりのMestreに渡していき、最後にその帯を巻く者の手に渡ります。
















本人もおっしゃっておりましたが、ご自身40年のカポエイラ歴の中で、特にここ1年では今まで起こらなかった事ばかり起こる年であったそうです。
「最後の帯である白の意味は”知恵”と”平和”。これらの問題も私が最後の帯を手にするために必要な試練だったのだろう。」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
様々な経験を経てその対処法を知り、今後起こるであろう問題もこれまでの人生で手に入れた”知恵”をもって向かい合い、”平和”を手にする。
Rodaの中で起こることだけでなく、Capoeiristaとして生きる中で起こること全てがCapoeiraなのだなとあらてめて感じました。
その生きざまを毎年少しですが近くで拝見し、感じて、今後の自分の原動力に変えていきたいと思います。

最後になりましたが、留守中クラスを支えてくださった代行の先生方、生徒のみなさんありがとうございました。


中村