20111011

支部長ブログ Vol.74

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

千葉支部長 中村 理


荻窪スポーツフェスティバル。
昨年に引き続き今年もカポエイラの体験会を開催しました。
団体からもMestre Samuraiをはじめ沢山の生徒が集まってお手伝いして頂きました。
子どもも含めると30人を超える大所帯で挑みましたが参加者数は昨年よりもさらに多く、広い武道場もこの通り。



子どもの参加も積極的でした。


カポエイラを通して出会い、繋がる。

共に時間を過ごした方々全員に感謝です。


千葉支部 中村

20111004

支部長ブログ Vol.73

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

目黒道場主 渡部 健志

新婚旅行でフランスに行ってきました。
南西部の町トゥールーズに到着し、南フランスを電車やタクシーなどでぐるっと観光しながらマルセイユに行き、その後北上してスイス国境近くの町アヌシーに行き、最後にパリというコースです。
飛行機のチケットが空席待ちのチケットのため、ホテルなど全て現地での直接交渉という大冒険ではありましたが、その代わり予定を現地に入ってから決めれるというとても自由な旅でした。
行った先行った先で色々なラッキーに助けられ、自分たちは「持ってるな」と何度も感じた旅でもありました。

<カルカッソンヌ>

<ニームの古代円形闘技場>

<ポン・デュ・ガール>

<オランジュの古代劇場>

<ゴルド>

<アヌシー>

<パリで元メンバーのアレックスに再会>

今回の旅での一番のメインはマルセイユでのカポエイラ交流でした。
マルセイユには世界的に有名なメストレ・カマレオンが住んでいます。
レッスンでもメストレ・カマレオンのCDはよく流れているので、うちのグループのメンバーであれば一度はその歌声を聞いたことがあるのではないでしょうか。

旅の2日目に急きょ宿泊先をマルセイユに変更し、マルセイユの駅に着いたのが夜9時過ぎでありながらそこからのホテル探し。
ラッキーにも1件目のホテルで3連泊をゲット。
空いている部屋がスイートのみでしたが「地球の歩き方」を手にしていたことから25%OFF。
後々1泊追加し、マルセイユの旧港や街を一望できる部屋に結局4泊することになりました。
<マルセイユの夜景>

一夜明け快晴の空の下、マルセイユの街を散歩し、辿り着いたビーチでは沢山の人たちが海水浴をしていました。
9月とは思えないほどの陽気と日射しの中、慌てて水着を買いに街に戻り、新しい水着で地中海を大満喫。
<マルセイユの海岸>

その晩メストレ・カマレオンのレッスンに参加するため、地図を見ながら最短ルートで歩いて行くとかなり危険な空気の漂う道。何とか近くまで辿り着いたものカポエイラの看板は見当たらずウロウロしていると後ろから声をかけられました。「カポエイラのTシャツを着ているってことはうちのレッスン場所を探してるんじゃないか?」と。偶然通りかかったメストレ・カマレオンの生徒さんでした。自分たちだけだったら絶対に見つけれない場所にレッスン場はありました。
個性あふれるレッスンの後にはホーダが始まり、その途中、突然部屋の電気が消えたかと思うとケーキが登場し、生徒さんのパラベンス・ホーダ。最後はメストレもビリンバウを交代し、ジョゴに参加。3番目には僕を指名してくれました。ラッキーです。
気持ち良いホーダが終わった後みんなでケーキや軽食を食べながら簡単なパーティーが行われました。
その中メストレ・カマレオンから「明日は練習がなく家でメンバーとの会議があるんだ。その会議が終わった後みんなでご飯を食べるんだが来ないか?それと、もしその次の日もマルセイユに残るならメンバーを募って海にカポエイラとシュハスコをしに行かないか?」と誘われました。めちゃめちゃラッキーです。
ここでマルセイユ延泊が決まりました。

交流2日目メストレ・カマレオンの家では集まった10人くらいで晩ご飯を食べながらポルトガル語や英語での会話。フランス語は少し予習したもののさっぱりでした。
記念にTシャツを買わせてほしいとメストレ・カマレオンに頼んだところ在庫にぴったりのサイズがなかったため急きょ手作りで作ってくれました。
何とも素敵です。
<メストレ・カマレオン手作りTシャツ>

交流3日目は午前中曇っていましたが、昼から晴れてきて、この日も絶好の海日和になりました。
約束の15:30を少し過ぎて指定された場所に到着しましたが、誰も見当たらず・・・。
そこら辺はブラジルと大して変わらない感じです。
勘違いで他のビーチかもしれないと思い彷徨い始めたところに偶然車で通りかかったメンバーがクラクションを鳴らし、声をかけてくれました。「どこへ行くんだ!こっちだぞ」と。
もしこの偶然が無かったらマルセイユの海岸をひたすら彷徨い続けたことでしょう。
適当にバラバラと集まってくるメンバーが6~7人くらいになった頃カポエイラ開始。
マルセイユの日没は20:00くらいでしたが、灯り一つない海辺が真っ暗になるまでひたすらカポエイラを楽しみました。
その後、闇鍋ならぬ闇シュハスコ。携帯の灯りを頼りに手探り状態でみんなでご飯を食べました。
<メストレ・カマレオン>


現在カポエイラは野球よりもはるかに多い国と地域で行われています。
どこでもかしこでも気軽に交流できるわけではないでしょうが、しっかりと事前に連絡をし、自分の所属グループなどを伝えておくと快く受け入れてくれることが多いです。
仮に現地の言葉が話せなくてもカポエイラが世界をつなげてくれます。
今回新婚旅行の間の数日間でしたが、フランスでカポエイラを通して交流ができたことは本当に幸せでした。
カポエイラを始めるまではこんなこと想像もできませんでした。
次の旅への希望がまた膨らみました。

渡部 健志