20090826

レッスンレポート Vol.10

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第十弾は東京支部TANATAUさんです。

『チーム2009同期会』を開催しました。



※チーム2009・・・2009年に洗礼を受けた同期の仲間の中で自分たちのことをこう呼んでいます。

はじめまして。TANATAU(和名:アオモリハヤブサ(鷹の一種))と申します。

8月23日(土)に2009年に洗礼を受けた同期が集まりお疲れ様&親睦の意味を込め同期会を行いました。
参加者は東京支部、千葉支部、神奈川支部から総勢22名が集まりました。
※急に開催を決定し、日程を調整したため、連絡先のわかる人を中心に口コミで参加者の募集を行いました。そのため連絡が届かなかった方もいらっしゃると思います。
気を悪くなさらないでで下さい。定期的に親睦会また自主練会などを企画したいと考えているので、今度また改めて親睦を深めましょう。
連絡先を教えていただければいつでもWelcomeです。



この会の企画&実行はGIRAFA(キリン)とJAVALI(イノシシ)と私。
この3人の思いが一致したことから始まりました。
その思いとは

・先生方や先輩方が活き活きとカポエイラをし、キラキラ輝いているということ
・自分たちも先生方や先輩方のようになりたいということ

そこで意気投合した3人はその答えを探すようになり、そして辿り着いた答えが輝いている先生方や先輩方には『切磋琢磨できる仲間がいる。』ということでした。
そのことに気付いたとき、すぐにGIRAFAが企画し、JAVALIと私が同意して開催が決定しました。

参加者の募集を始めるうち最初はなかなか集まらず本当に大丈夫?と不安になりましたが、GIRAFAの懸命の連絡攻勢で、最終的には22人が集まり、何とか会としての形も整いました。
次にまた新たな不安が、参加者名簿を見て、支部もバラバラで顔も昇段式で初めて会ってそれ以来という仲間がほとんどで本当に大丈夫かと。。。

しかし、その不安はうれしい方向に覆されました。
集まった仲間は開始5分も経たないうちに昇段式の話、普段の練習の話と私たちの不安をよそに支部の垣根を超え盛り上がっていました。
みんな純粋にカポエイラが大好きなんだなと改めて実感しました。そのカポエイラが大好きな仲間が集まったのだから支部や初対面など関係なく盛り上がれたのだと思います。
そんなことを心配していたことが馬鹿らしくなるぐらい楽しい時間となりました。

この同期会を通して改めて、良い仲間と同期となり幸せだなと感じました。
この会で小さな一歩ではありますが先輩方に近づけたのではと思います。
「これから5年先、10年先もこの仲間『チーム2009』で助け合いながら、切磋琢磨して頑張って行きたい。」という思いを皆で共有できた気がしました。

『チーム2009』よろしくお願いします。

TANATAU

20090818

支部長ブログVol.21

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表 池村

7/16~8/12までの1ヶ月弱、館長は日本に滞在していました。
皆刺激を受け、今後より良い方向へ行くと思います。

館長より今年もたくさんの課題を頂きました。
今年は10回目の来日でした。
館長は年々動きがシンプルになり、中心に近付いている感じがします。



私自身まだまだ成長段階ですから、昨年見えなかった物が見えるようになったり、以前は気になっていたものが全く気にならなくなったりもしています。
ですから、変化に気が付くレベルも変わってきているのは確かです。
そんななか、今年はフィロソフィーア(哲学)についての教えが印象に残りました。ブラジルでは人口のほとんどがキリスト教徒で、町の至る所に教会があります。哲学的な教えは聖書からきているものもありますが、カポエイラのメストレとして培った経験からの教えが多いです。

いつも感じるのが、日本には武士道精神だとかいうものがあるが、実際日本人は殆どの人が信仰が無いということ。しきたりや伝統で行動する部分も無い訳ではないが、理解していない。バイブルが無いように感じる。
なので話しが通じない、通らない事が多々ある。

オンリーワンも良いが、哲学の上にあるオンリーワンなら文句はない。とにかく試合で勝てば良い訳ではない。ただお金を沢山稼いだから偉い訳ではない。

スポーツにはスポーツマンシップという素晴らしい哲学がある。

武術には道がある。

カポエイラにも同じように哲学があり、技だけではだめだ。

心に音楽を注ぎ、それを身体に流し込み、愛情をもって技を使う。愛情無くしては誰とも調和は出来ない。

また、気合いを入れるからキレが出て、周りに反響する。
歌や楽器も同じ原理だ。

カポエイラがそれを教えてくれる。気分が乗らない時でも、音楽を聴いて身体を動かせばそんな事はすぐに忘れて元気になる。皆が元気になれば笑顔がたえない。




館長が言っていました。

心が豊かであれば、技も豊かになる。心に曇りがあれば技は冴えない。

カポエイラは恋人だと思って心を開き、リラックスして稽古に取り組むと良いと。

じっくり行きましょう。

C.M Samurai

レッスンレポート Vol.9

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第九弾は神奈川支部GIRAFAさんです。


はじめまして。GIRAFA(キリン)と申します。


今年のBatizadoにて洗礼を受けたカポエイラ歴
1年未満の生まれたてです。

私がカポエイラを始めたきっかけは、当初「脱メタボ」でした。
某フリーペーパーに脱メダボ格闘技特集を拝見したのが、
コハダンジコンタスとの出会いの始まりでした。

カポエイラの知識が全くなかった私としては、何もかもが
カルチャーショックの連続でした。
飛んだり、跳ねたり、倒したり、足引っ掛けたり、
歌ったり、奏でたり……。これは格闘技なのか?民族舞踊?

そして皆さん、身体能力レベル高い…(汗)。完全に場所間違えたと
思いました。しかしレッスンに行く度海外旅行に行っているような
不思議な感覚になり、魅了されて入会いたしました。

カポエイラを少し知っている人に始めたことを話すと、
「運動神経が良い人がやるもの」というイメージらしく私が始めたことを
とても驚かれました。
それもそのはず、私は今まで運動を全くしておらず、野球もサッカーも
ルールさえ知らないびっくり人間だったからです。
初めての運動がカポエイラなのです。

始めてみたら案の定。壁に向かって倒立する練習ですら、地面に
崩れてしまうほどでした。あの姿を越える方は今後現れないでしょう。

しかし、先生方、先輩方は誰一人として笑いからかうことなく、教えて
いただいて本当にありがたいと心から思いました。
すごく良い雰囲気だなぁと感じて、ここなら運動神経悪いなんて
気にしないで頑張っていこう!と思いました。
それが、短い期間ですが、今までカポエイラを続けこれた理由です。

今は、先生方、先輩方、洗礼を受けた同期の皆に支えられて
少しずつできることが増えてきたように思います。

身体のことだけでなく、文化、歴史、人を思いやる気持ち、マナー
数えたらきりがない程、教えられている毎日です。

「脱メタボ」と軽いエクササイズ目的で始めたカポエイラでしたが、
今では生活の一部と感じております。
そしてたくさんの素晴らしい人々に出会えたことに本当にプラス
になっております。
「出会いに感謝」です。


これからも楽しいカポエイラライフを送っていきたいと思います。


GIRAFA