20130815

15周年Batizado 打ち上げの挨拶

今年Monitoraに昇段させて頂きました2009年入会・東京支部のAtrevida(渡辺千恵)と申します、本年度のバチサド打ち上げにて、僭越ながら乾杯のご挨拶をさせて頂きました。

わたくしの声が小さ過ぎて、ほとんど聞き取れなかったよとの声を多くの皆様から頂きましたので、この場をお借りして改めてご挨拶させて頂ければと思います。


以下挨拶文面となります。


二月にロンドンに引っ越してからほんの半年しか経っていないのですが、ロンドンでのカポエイラを通じて気がついたことを少しだけお話させて頂ければと思います。

カポエリスタに会う度に必ず質問されるのは、どこの団体か、メストレは誰か、スタイルは、世界、日本での団体の活動は、などなどとにかくコハダンについてあらゆる角度から訊かれます。

その質問をされる度に、ここでは自分がコハダンの顔で、周囲には否応無くそういう目で見られるんやなと、自分の所属を強く意識するようになりました。

だから尚更、コハダンシャツに泥を塗らないようにかっこよく振舞わねば、そして頂いた帯に見合ったカポエリスタであらねばという使命感を感じています。


また団体を超えたところの話ですが、初対面でもジョゴをすればすぐに友達になれるというカポエイラの魅力を、沢山の人種、国籍の人間が集うロンドンで体感することができ、カポエイラに救わると共に、改めてカポエイラに感謝しています。


正直なところ、一人で寂しいな、誰か来てくれへんかなぁってよく思うんですけど、モチベーション高くカポエイラに向き合えているのは、

コハダンめっちゃ凄いねん、世界レベルのコハダン見て!知って!っていう気持ち、帰ったときに皆様にちゃんと稽古してるねんなって感じて欲しい気持ち、

そして何よりも、自分にはコハダンというぶれない大きな土壌があって自分の帰る場所はここだと思える安心感があるからです。


そういう場所をこれまではぐくみ、守ってきて下さったコハダンのメストレ、指導者、皆様に対し、敬意と感謝の気持ちを示したいと思います。

そして、技だけではなく、カポエイラ哲学、その精神性を通じて人生に繋がる大切なことを教えて下さっているサムライ先生には尊敬の念と感謝の気持で一杯です。


15周年おめでとうございます、今年のTシャツのテーマ、Eu sou Cordão de Contasという原点を大切にしながら、これからも皆様と一緒に末永くコハダンを盛り上げていこうと思います。
 

東京支部 Monitora Atrevida(渡辺千恵)