20100130

ブラジル渡航レポート Vol.11

東京支部所属Iguana

年内にはブラジルレポートを・・と思っていたのに、気がつけば2010年。

いつかは行ってみたいと思っていたブラジルにまさか我が娘まで一緒に行くとは思ってもみなかった。娘にとって初めての海外。1日以上の長旅、インフルエンザやその他の病気、治安…心配してもキリがなく、最後には何とかなると開き直り出発。

 はじめましての私たちをブラジルの皆は温かく迎えてくれた。子ども達が率先して娘の面倒を見てくれてとてもありがたかった。

 レッスンでは日本とは違った雰囲気にはじめは緊張した。娘がいたのでなかなか思うようには参加できなかったが、参加した中でも印象的だったのがサンドバッグレッスン。ブラジルに行った人達から聞いてはいたが、かなり痛い。一発殴っただけで心が折れそうになる。男性陣は痛さのあまり笑っていた。その横で女の子達が「もっと強く!もっと!!」とお互いをあおりながらビシバシやっている。そんな姿や力強いジョゴを見て、女の子達の負けん気の強さに感心しつつ、とても良い刺激となった。

 普段の生活といえば、日本での慌ただしさが嘘のように時間がゆっくり過ぎて、とても心地良い。晴れた日に洗濯干し場から外を眺め、ガス屋の音楽を聴いてボーっとしている時がたまらなく好きだった。食事も全ておいしい。三食しっかりすぎる程に頂いたので、後半はカポパンがきつかった。メストレに連れて行っていただいた教会もとても素晴らしかった。皆で歌ったり、握手をしたり、ハグしたり・・温かい気持ちになる。

 昔のカポエイラ三昧の生活から一転、出産・子育てと思うようにレッスンに参加出来ず、少し距離すら感じていたが、ブラジルに来た事、現地の温かくそして素晴らしい人達に出会った事で、再びカポエイラを身近に感じる事が出来た。これからも焦ることなく自分のペースでカポエイラを続けていきたい。そしていつかまた娘とブラジルへ・・・

 長旅の間、滞在中と娘の面倒をみてくださったチグリ先生、コドルナさんありがとうございました。

 そしていつもレッスンで娘のことを気にかけてくれる皆さんありがとうございます。 この場を借りてお礼申し上げます。

Iguana

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