20091113

ブラジル渡航レポートVol.8

ブラジル渡航レポート

日本支部代表池村

昨年に引き続き本部の昇段式参加の為、10月14日~11月1日までリオ・デ・ジャネイロ本部へ行ってまいりました。
個人のblogに日々の生活などを書きましたが、ここではもう少し掘り下げた話しをしたいと思います。

まず、今年は嫁と娘(1歳2ヶ月)を連れ、一家揃って初めてのブラジル。
成田空港まで2時間、空港で3時間、飛行機がN,Yまで12時間、N,Yで乗り継ぎ7時間、サンパウロまで9時間、サンパウロで乗り継ぎ2時間、リオまで1時間、空港から本部イタグアイ市まで2時間、、、、

考えるだけで嫌になる程の移動時間ですが、何よりもブラジルを目指しているというだけでそんな事は忘れてしまいます。
飛行前、乳幼児は気圧の関係で気を失う事もある等と聞いていたので、本当に大丈夫なのかと心配をよそに、彼女は常にマイペースでした。

さて、毎年10月下旬は本部リオ・デ・ジャネイロの昇段式があります。今年は10月24日(土)。
式に参加するため、今回は千葉支部代表中村と後日Oさん、Nさんが合流し、あわせて5人の日本人と幼児1人、パラナ支部から2名の参加でした。
当団体は大きく分けると、ブラジルではリオ・デ・ジャネイロ本部、パラナ支部、ブラジル以外だと、パラグアイ支部、日本支部、カナダ支部とあります。毎年本部昇段式には各支部から支部長や生徒達が集まり、何年かぶりに会う者もいてとても楽しみだ。

昇段式にはリオ・デ・ジャネイロでも有名なメストレ達が駆けつけてくれるので、やはり本部での昇段式は一味も二味も違った意味を持つことは言うまでも無い。







日本での昇段式との大きな違いは、メストレが集まると言うこと。そもそも昇段式に招待するのはメストレのみ。メストレに同行してコントラメストレやプロフェッソールが来てくれるというのが一般的だ。
その点を考えると、日本はまだまだ発展途上国である。

来年は本部創立30周年という事で、各支部から沢山の支部長や生徒が集まると思われる。
新しいメストレの誕生もあるという事で、今からどうなるのかが楽しみである。


先月渡航前の記事にも書いたが、ブラジルは危険な国である。
丁度リオについて2日目くらいに、日本でも報道されたと思うが、警察のヘリコプターが、マフィアに打ち落とされるという事件が起きた。その他にもスラム街(ファベーラ)での事件が相次ぎ、街中で銃撃戦になるというニュースが連日続いた。当団体本部はイタグアイというリオデジャネイロの外れにある地区なので、中心街での事件はテレビの中の出来事といった感じではあるものの、一時間も車で走らせれば中心街という距離なので他人事ではないようだった。もし行く事があれば本当に用心して欲しい国である。

オリンピックで注目されているという事もあるので、今後もブラジルでのニュースは海外に流れる事が増えるであろうと思われる。

どれだけ事件が凶悪かは、ブラジル大使館や領事館のHPを見ていただけると分かると思います。

今回の渡航ではいろいろな事を感じた。カポエイラに関する事もだが、教育や宗教、文化、家族、治安、経済などなど、、、。ここでは書ききれないことが沢山ある。今後少しずつ何かの記事に紛れ込ませながら書いていければと思っております。



まあとにかく若い世代は元気です。生命エネルギー(自然エネルギー)が凄いです。


代表池村

0 件のコメント: