20091126

支部長ブログVol.28

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

少し前になりますが、女性のみでのカポエイラのホーダを初めて開催してみました。というのも、女性会員から是非やってみたいという要望があり、実験的にやってみる事にしました。

そもそもカポエイラには性別や年齢は関係なく、皆で一つの輪を作り誰でも参加できるというのが一つの哲学としてある。そういった事もふまえながら、では実際やってみたらどうなるのか?という事でやってみました。



東京・神奈川・千葉・新潟・大阪から集まり27名が参加しました。

結果としては皆それぞれ楽しんだ。という事でした。

そしてたくさん反省点も見つかり、皆それぞれの感想を述べていました。

今回の試みはとても重要な事だと感じました。それは、時代の流れです。カポエイラの歴史からすると、昔は女性のカポエイラ家はとても少なく、女性のみのカポエイラというほどたくさんいたわけではなかったでしょうし、色々な阻害もあったことでしょう。今でこそ女子柔道が当たり前のように競技として開催されていますが、ほんの数十年前までは男女入り乱れていただろうし、試合は男子のみだったはずです。

それだけ女性のカポエイラ人口が増えたという事と、実際ブラジルでも同じような事が既に起っている事からも、今回の開催は必然だったのかもしれません。草食系男子などという言葉が世の中に出てきていますが、女性が活躍する場も増え、社会に出て活躍する人が増えれば増えるほど、女性カポエイラ人口も増える事と思います。自分の趣味の時間をこういった稽古事に当てれるという事は、ある意味自立思考があるということです。

私達指導者がそういった人達に、より楽しめて、色々な物を学べる環境、刺激できる仲間、創造していく活力を与えるお手伝いが出来ればこれ幸いと思う次第であります。


代表 池村

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