20091007

支部長ブログ Vol.26

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

カポエイラを始めてから、今まで様々なイベント事に参加させて頂きました。
始めた当初は、まだまだ未熟だった為、よく違う団体の人達と協力して参加したりもしました。

お蔭様で今は団体のみで参加できるほど熟練者が増え、初心者にとっては新しい発見になる良い機会となっております。

中でも結婚式の余興で披露する機会はかなり多いように思われます。カポエイラ関係の結婚式では逆にやらないほうがおかしい感じかするほどです。

ですから、おめでたい席では粗相の無いよう、そして新郎新婦の引立て役として、精一杯表現していますが、感動して涙が出るような方向性はなかなか作れません。
その辺はその道の方々がいらっしゃいますので、会を盛り上げる方に徹しています。

そんななか、カポエイラも一つの芸として確立してきた手応えを最近は感じます。
各界のプロの方々に混ざることもしばしば。

そのような時は天狗にならず、背伸びもせず、学ばせて頂きますという姿勢が大事です。カポエイラという看板を背負い、また、背負われる訳ですから、粗相は禁物です。カポエイラ界だけではなく、ブラジルに対して、格闘技界やダンスの世界、音楽の世界にまで波紋を呼ぶ可能性はあります。

ご縁があって、ミュージカル界とも繋がりができましたが、そんな繋がりがある方々に恥をかかせてしまうような行いだけは死んでもしてはいけません。

名乗るとは、

覚悟を決めて名に恥じぬよう真剣に取り組む

そして常に謙虚に、感謝の気持ちを忘れず、皆がハッピーになれるようしっかり考え、行動し、慎重に世にアピールしていく事が一番大事であると思われます。


この場をお借りして。

現在、全国に沢山のカポエイラ団体があります。ブラジルに行く人も増えています。ツアーで行くならさほど危険な思いをする事は無いと思います。

ですが個人で行く場合は、ブラジルは危険であるという事、何があっても自己責任には違いないのですが、日本から一歩でも外にでたら、日本人であるという責任はもちろん、カポエイラが目的であればカポエイラ界の人間として責任を持たなくてはいけません。

個人の未来も大事ですが、もっと大きな目線で行動するよう皆に呼びかけたいと思います。
カポエイラという名を名乗る以上、責任ある行動を心掛けましょう。そして、カポエイラはブラジルからの素晴らしい贈り物であり、それを私達日本人が大事にしていかなければなりません。行き先を間違えればせっかくの贈り物が傷んでしまいます。大事に受け止めて行きたいと日々思っております。




代表池村

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