20091005

レッスンレポート Vol.13

レッスンレポート第13弾は東京支部所属Ametistaさんです。


はじめまして。
東京支部のAMETISTA(アメシスト/紫水晶)です。
今年のBatizadoで初めて帯をもらいました。

わたしがカポエイラを始めたのは、人に勧められて「ONLY THE STRONG」という
映画を観たことがきっかけです。
15年程前のアメリカ映画で、ストーリーは「荒れた学校をカポエイラで更正させる」という
スクールウォーズのようなB級映画なのですが、卒業式のシーンでの jogo に心奪われました。
初めて見るカポエイラ。
しかも女の人も同じようにすごい動きをしている!かっこいい!

勇気を出して行った体験レッスンで、わたしはカポエイラにひとめぼれしました。
あんなにくるくる回って蹴ったり側転したりしているのに全く足音がしない・・・
Samurai先生は忍者かと思いました。(本当に)
体の内側からこみあげてくるような感動と興奮。
「出会ってしまった・・・」そんな気がしました。

それから9ヶ月、
ブラックホールに吸い込まれるように虜になっています。
それはカポエイラの持つ奥深さゆえだと思います。
目に見える部分だけでも、技・楽器・歌・言語など習得、追求することがたくさんありますが、
その奥にある本質を見ようとすればするほど、
果てしなくて魅力的なのです。
Samurai先生がレッスン中に「カポエイラが上手になりたかったら人間関係をよくすることです。」
と言われたことがあります。
世界の色が変わるくらいはっとしました。
うまくなりたくて、目の前しか見ていなかった自分をはずかしく感じたと同時に、
カポエイラの本質に触れたような気がした瞬間です。

先生の発する言葉ひとつひとつが哲学的で、人生そのものを学びに行っているような気持ちです。

そんな魅力的なカポエイラ。
ずっと大切に向き合っていきたいと思います。
まだまだ始めたばかりですが、自分を磨いて jogo で対話ができるようになることがわたしの目標です。


AMETISTA

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