レッスンレポート Vol.12
レッスンレポート第12弾は東京所属Ratelさんです。
Bom dia !お早う御座います。東京支部で練習しているRatel(ラーテル:イタチ科の動物)と申します。
9月19、20、21、22、23日と第二のゴールデンウィークに東京支部で開催しましたポルトガル語・サンバ・パンデイロのスペシャル講座、また通常・グラウンド技特化レッスンを受け、レッスンで出会った方との交流を通して再発見し感じた事を書きたいと思います。
何と言っても、楽しかったです!
ポルトガル語とパンデイロは前回のゴールデンウィークでも講座に参加しましたが、今回は一度受けているので前回よりも理解が深まったと思います。サンバは今回初めて経験しましたが、ステップが足だけではなく腰を使う感覚がなかなか掴めませんでした。そして、capoeiraのレッスンでは初めてJogoする方が居て、大変興味深かったです。
しかし、何よりも良い経験になったのが違う環境で練習し、自分への認識を改められた事です。
皆さんご存知かもしれませんが、慣れには「良い慣れ」と「悪い慣れ」があります。
一言で言えば、良い慣れとは頭の中に伝達回路が出来る事。
悪い慣れとは一度経験して、油断または自由度を狭めてしまう事です。
例えば、レッスンを通して少しずつ蹴りが上手く蹴れる様になる事・その蹴りに対して確実にさばきが出来る事等は、良い慣れの典型だと思います。
それに対して、慣れているが為に蹴りに対しての気付が浅くなる事・先生が見本を示している時に動きを実際に真似てしまい見取稽古を行えない事等は、悪い慣れです。
私は、capoeiraは自由なのに、自分自身で狭めてしまっていたと思います。
初めてRodaを囲んだ方とJogoをしてみると、「こんなcapoeiraもあるのか!」という再発見と、「自分はこんなcapoeiraも出来るのか!」という新たな発見がありました。これはcapoeiraに限らず全てのことに言えます。
一度でも体験する事が大切です。
もしかしたら、一度の体験だけでは意味を成さないと思われる方もいらっしゃるかも知れません。しかし投げを知らない人は、どんなに蹴りが上手くても投げられてしまいます。そこで一度でも体験していれば最低限の対処法が身に付きます。それは投げで勝つためではなく、投げに対して蹴りで勝つためです。
今回経験したことにより、それ以前の自分よりも少し強くなったと思います。
皆さんは第二のゴールデンウィークはどう過ごされましたでしょうか?
仕事、家庭、仲間、趣味、capoeira・・・
全て色々な経験をして、慣れて行くのだと思います。
しかし何だかんだ言っても、まだまだ帯の先が黄色くなったばかりの3年生の者です。
これからも頭を抱えながら続けて行きます!
Agora! Vamos entrar na Roda!!
※さばき・気付(きつけ)・見取稽古は他の武道の用語ですが、表現の分解が難しく使用させて頂きました。
東京支部 Ratel
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