20090909

支部長ブログ Vol.24

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部目黒道場主 渡部

Um Dia

アントニオ猪木氏引退セレモニーの最後のメッセージ

人は歩みを止めたときに
そして挑戦することをあきらめたとき
年老いていくのだと思います

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
ありがとー!

(1998年4月4日 東京ドームにて)
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=64kdUTFhvMY


ブラジルに行ったときによく聞く言葉
「Um Dia」

「いつの日か」という意味である。
子どもから大人までよくこの言葉を発する。

「日本に行ってみたい?」
「Um Dia」

「どう?宙返りはできそう?」
「Um Dia」

響きだけを聞いていると消極的な響きに聞こえるかもしれない。
しかし、実際はその先の自分の姿をしっかり見つめている力強い言葉に感じる。


うまくいかないことが続いても、同じことの繰り返しでつまらないと思うことがあっても、前に向かって歩んでいる自分をしっかりと見つめていたい。
そして積み重ねたものは、後ろを振り返ったとき、しっかりと自分の道となって表れている。

ただ真っ直ぐに、一本の道を進むのは美しい。
しかし普通はそうはいかない。
迷い、間違い、回り道もする。
それでもいい。
ふと振り返ったとき、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、迷いに迷った自分の道は大きく広がっている。
(漫画「バガボンド」31巻より)


17歳のとき、それまで輝かしい結果を残していた野球でどん底を味わっていた。
そんなとき中学時代からの友人が、
「過去のお前の成績がどんなに輝いていても、ほんで今のお前がどれだけどん底でも、今のお前の方が絶対すごいはずやろ」
と言ってくれた。
その言葉を支えに生きている。


今までの自分が歩んできた道には、友人の言葉、アントニオ猪木の言葉、バガボンドの中の名言を含め、良い悪いを問わず経験してきた全ての事が踏み固められている。
これから先も自分の未来に起こる全てのことは、やがて自分の歩んできた道となる。
そしていつの時にも「今よりも絶対にすごい」未来が待っていてくれる。

生涯かけて達成できないこともあるかもしれないが、そこに向かって突き進む気持ちは心の片隅に持ち続ける。
そして自分に言い聞かせる。
「Um Dia」

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