20090605

支部長ブログVOL.15

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部 代表池村

イベントパフォーマンス

5月31日は横浜国際マリンエンターテインメントショー2009にてカポエイラのパフォーマンスをさせて頂きました。



昨年に引き続き、二度目になります。

御依頼頂き有り難うございました。

雨もギリギリ降らずに、沢山の人に足を止めて見て頂きました。これで少しでも認知度が上がればなによりでございます。

そもそもカポエイラとはパフォーマンスをする為に稽古はしておりません。ですが、日頃から行っている稽古をそのままやれば本当の意味でカポエイラを魅せることが出来ると当団体は考えております。

結果的にそのゲーム性の高さ、緊迫した空気や気迫が生で観た人にのみ伝わると思います。

アクロバット的な要素ももちろんあります。その部分を強調して見せる場合もありますが、それは日本で言えば空手などの『型』の演舞にあたると思います。

また、マクレレという棒を使ったダンスもあります。これは魅せる為に編成したり衣装を揃える等してエンターテインメントとして行う場合が多いです。

もちろん参加すれば踊りですから楽しいので、ステージで魅せなくても誰でも参加できる『ダンス』ですのでこれもカポエイラの魅力の一部だと思います。

武道などでは『心・技・体』とよく言いますが、『奏・歌・心・技・体』の五つが調和してカポエイラは成り立っています。

カポエイラにおいて、この五つの調和は簡単ではありません。皆で輪になり、奏・歌・心・技・体を個人技ではなく、全員で高めていく非常に珍しい心身鍛錬のブラジル発祥の武術であると思います。

見た事のない人や、知らない人の為に武術という言葉で仮に表していますが、カポエイラはカポエイラという一つの名称であり、日本人的に何に置き換えるとピンと来るかという事で、武道、武術、舞踊、格闘技などと言い表しているだけであって、言葉という概念は所詮言葉という事だと認識して頂きたいと思います。実際に見ていただければ分かります。

まだまだ日本ではマイナーと言わざるをえない訳ですが、こういった地道な活動が何年後かに帰ってくればと日々稽古し、発信していきたい次第であります。



"Vamos expandir o circulo da capoeira"
皆で広げようカポエイラの輪

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