20090205

レッスンレポートVOL.2

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第二弾は東京支部 Tainhaさんです!

カポエイラを始めて4年半になるTainha です。

私はたいてい平日の夜の仕事帰りにレッスンに行きます。
どうしても仕事の後なので,疲れた,眠い,お腹空いた・・とぼんやり
しながらレッスン場に入るのですが,
すでに着替えて技や楽器の練習をしている仲間を見ると,カポエイラス
イッチが入ります。


始めた当初はただ体を動かすのが楽しくて早く仕事終わらせてレッスン
に行かなきゃ!!と思っていました。
でも,そのうちに楽しい!大好き!だけでは上手になれないことに気づ
き,
帯を巻くようになってからはキレイでカッコいい動きをする人たちを見
てうっとりしたり,うらやましいと思うよりも
悔しい!!と思う気持ちが上回るようになってきました。

同じ蹴りなのに自分の蹴りと何が違うのだろうか?
分かりそうで分からない。理解に手が届きそうだから一層気になって,
上手な人たちの動きを観察するようになりました。

観察するようになって気づいた事は,上手い,上手くないの差は努力だ
ということ。
上手い人はそれだけ練習しているし,レッスン中も先生からたくさん吸
収しようという姿勢を持ってレッスンを受けています。

カポエイラは楽しくて,カポエイラで出会った仲間は私に元気をくれ
て,やる気を起こさせてくれて,ぼんやりしている私をたまに
焦らせてくれます。

簡単に何でも出来るようになってしまっては面白くない。
早く上手になりたいけれど,ジタバタしている今も面白いから
私は自分のペースでこれからも少しずつ頑張っていこうと思います。

私が感じるホーダ

カポエイラではホーダと呼ばれる,人の輪を作りその輪の中で二人が蹴
り,避けや技を繰り出しながらジョゴと呼ばれるゲームをします。
私はそのしなやかで強くてカッコいい動きに憧れてカポエイラを始めま
した。

ホーダを楽しむ為に私が気をつけている事を書いてみたいと思います。

1,とにかくやってみること
  レッスンで教わった事,今の自分に出来る事をどんどん出していく。
  楽器にも触ってみる(間違っていてもきっと助け舟がでるから大丈
夫です)

2,心で,身体で感じること
  動いている人だけでホーダが成り立っている訳ではないので,周り
の人たちがジョゴ以外で
  どうしているか見回してみる。
  手拍子,楽器,歌。みんなが盛り上がって一体化した時,ものすご
く楽しいと感じるはずです♪
  そして,先生や上の帯の人たちの動きを見てうっとり・するのも大
事です。 

3,頭を使う事
  ホーダに慣れてきたら,次は蹴るだけ,技を出すだけじゃなく習っ
た動きをどこで出せばいいか,
  効果的に相手に出すには自分がどう動けばいいのかを考えてみる。
  逆に相手にやられてしまった時,自分がどう対応すればいいのかも
考えてみる。


団体のホーダでは年齢も職業もバラバラな人達が集まってまるで大家族
のようです。
そして同じ先生に習っていても,その人,人で個性が出るので見ている
だけでも楽しいです。

カポエイラのホーダは1人ではできません。
仲間がいるから楽しくホーダを作る事ができる。
仲間がいるから私は今まで楽しくカポエイラを続けてこれたし,これか
らも頑張って行こうと思えるんだと思います。


東京支部  Tainha

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