20091230

ブラジル渡航レポート Vol.10

東京支部 monitora codorna

10月22日にブラジルへ渡り、本部の昇段式、レッスンに参加してきました。
ブラジルは、、、遠かったです。
長い長い移動時間は旅慣れない私にとっては辛い時間でしたが、それだけの時間をかけてたどり着くからこそブラジルで過ごす時間が特別なものになるのだと思います。
あっという間に過ぎてしまった一週間の中で感じたことを少しですがお伝えします。


【Apertar de mão】
到着した日はバチザド前日で、メストレ、プロフェッソールの方々から子供たちまで多くの人が集まっていました。会う人みんなと「はじめまして」の挨拶と握手を交わしました。
このブラジル式挨拶がとても素敵だと思いました。初めてだったから、というわけではなく、日々の中で、会った時、別れる時、一人ひとりと顔を見合わせて握手をして挨拶を交わします。言葉が通じなくても、この挨拶のおかげで相手との心の距離が縮まるような気がしました。(いつかのS先生の日記で読んだ気がしますが、、、実際に体感することができました。)


【Vida do Brasil】
一週間という短い時間だったので、いい面も悪い面も、深く味わうことはできませんでしたが、目に見えるもの、耳に聞こえるもの、におい、空気、なにもかもが新鮮でした。
おいしいパンとコーヒーの朝ごはんがお気に入りの時間でした。そしてメストレ宅から見える風景を見ながらぼーっと過ごす時間も。・・・Muito saudade!!

また、治安がよろしくないということも行ってみて実感しました。幸いにも危険な目に遭うことはありませんでしたが、リオの中心街に行った時はなんとなく違った空気を感じて、自然と気を張っていました。夕方、メストレ宅に戻った時はヘトヘトになっていました。


【Roda!!】
ブラジルに行く前から、ホーダに参加することを楽しみにしていました。
ブラジルでは、毎回レッスンの後にホーダがあるわけではなく、ホーダをする曜日が決まっています。
以前から話には聞いていましたが、10代の若い子たちがとにかく元気でした。純粋に、楽しそうにカポエイラをしていました。

そんな彼らの姿を見ているのが楽しかったし、彼らとのジョゴはワクワクしました。ある日のホーダの終わりに、一人の男の子がBom jogo!と笑って握手をしてくれました。言葉のコミュニケーションができなかった分、カポエイラに助けられました。



【Agradecer】
「いつかはブラジルに・・・」カポエイラに出会って5年半、憧れが現実の出来事になりました。
今回の渡伯はたくさんの人に支えられて実現させることができました。
バチザド前日に到着するというわがままな日程にも関わらず快く迎えてくれたメストレ一家、渡伯を許可していただき滞在中もお世話になった先生方、旅のアドバイスをくれた先輩方、イタグアイで出会った素敵なカポエイリスタ達・・・
とても幸せな環境でカポエイラを学べていることを実感しました。本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちを忘れずにこれからもカポエイラを続けていきます。
ブラジルは温かい国でした。みんなの笑顔が素敵でした。

QUERO IR PARA O BRASIL DE NOVO UM DIA!!

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