20090516

支部長ブログVOL.13

月毎に東京・千葉・神奈川支部長がカポエイラブログを書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

「繋がり」


程度の差はあれ、capoeiraを続けていると怪我に見舞われることがあります。
始めたばかりの時はよく足の裏が剥けました。
水がたまって皮が剥けて、、、新たな皮が出来上がるまではヒリヒリして痛いのなんの。。
この程度のものを怪我と呼んでしまうのなら、capoeiraをしている方達はほとんど経験があるのではないでしょうか。
私は(全くもって自慢になりませんが…)結構怪我の多い方だと思います。
小さなものから挙げれば突き指、足首捻挫、酷いものは膝の靭帯部分断裂や腰椎骨折、足の裏の肉をごっそり摘出なんてのもありました。
後遺症の酷い怪我がないのは不幸中の幸いです。

治療期間。
好きなことをやりたくても出来ないというのは本当に辛い。
しかしこんな時でもやれることがあるのはcapoeiraの良いところです。
楽器をさわる、歌を覚える、ポルトガル語を学ぶなどは勿論、稽古は出来ずともcapoeiraの仲間と顔を会わす、連絡を取るというのもcapoeiraの一つだと私は思います。

capoeiraは「繋がり」です。
ジョゴを通して相手と意思のやりとりをする。
そういうわかりやすい「繋がり」だけでなく、楽器のリズムに対しての手拍子や、歌い手のリードに対しての返しもまた「繋がり」のうちです。

共に稽古をしている仲間を大切にする。
良い時も悪い時も、バブル期も大恐慌も、そんな人と人との「繋がり」の連続が「繁栄」を呼び込みます。


最近のメールに頼り過ぎな時代の流れは気になるところですが、便利なツールも程々にして、capoeiraが生身の「繋がり」が得られる場になればいいなと願っています。

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