20110207

支部長ブログVol.63

月毎にランダムに東京・千葉・神奈川・静岡・新潟支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表 池村

個人のブログにも少し書きましたが、ブラジルの国土面積は非常に強大です。
お隣中国の国土面積より若干小さい程度で、日本の22倍あります。ちなみに中国は25倍です。
画像で見ると


一般的に皆さんがリオデジャネイロやサンパウロ等と言っていますが、リオデジャネイロ州リオデジャネイロ市が中心で、サンパウロも州であり、サンパウロ市が中心です。
ちなみに首都はブラジリアで、リオでもサンパウロでもありません。

リオデジャネイロ州の大きさは、43,909㎢で、九州42,190㎢と同じくらい。
サンパウロ州の大きさは、248,209㎢で、日本の本州231,216㎢と同じくらい。

この大きさは相当で、リオとサンパウロだけで北海道以外の日本と面積が同じくらいと言う事になります。
リオデジャネイロ州

サンパウロ州


国土面積、人工比は
日本   377,914㎢       人口1億2564万
ブラジル8,511,965㎢(日本の22倍)人口1億9373万
中国  9,596,961㎢(日本の25倍)人口12億4374万

並べてみると規模の違いが分かります。

東京都の人口が1300万人ほどで、リオデジャネイロ州の人口が1540万人
サンパウロ州の人口が4千万人ほどで、これは関東地方4243万人と同じくらいです。

サンパウロ州の大きさが凄いです。本州と同じくらいなのに人口が関東地方程。
日本は本当に小さいです。都会の住宅事情を見れば分かりますが、人口密度が都心は高すぎます。電車に関しては、ラッシュ時の乗車率200%等と簡単に言いますが、意味が分かりません。
飛行機にたとえたら椅子に二人座っているという事ですかね。もっときつそうな気がしますが。

そんなストレス社会で、都心では100人に一人はうつ病等と言われるほど危険な状態になっているそうです。

また、医療費削減で精神病院から無理やり退院させられた患者さんが、市町村の施設に行かされ、薬が今までと同じように処方されない状況だそうです。

発展とは何かを犠牲にして成り立っている。それが今は弱い人間の犠牲の上に平気で成り立っているように思います。

カポエイラをやっていますと、今の日本では忘れられてしまった物がたくさんあるように感じます。何がという具体的な物ではないのですが、お互いのコミュニケーションの取り方や、世界共通のルール。

どこどこメーカーのこれはこっちのメーカーでは使えないとか、システムが違うからこの国では使えないとか、携帯電話等はそのような感じでしょうか。

カポエイラはどこでも使っている楽器、歌、ゲームの仕方はほぼ同じ。日本で習ってもヨーロッパで習ってもブラジルと同じ。なのでいつでも交流できる。言葉が分からなくてもカポエイラが分かればお互いに会話ができる。これは今の世の中には必要なのではないかと思っている。

視野を大きくするという事は、身近なところをしっかりするところからはじまります。ご近所で挨拶も出来ない人が、世界で挨拶しても心を感じません。いつもお庭が綺麗ですね等言えれば、自然と視野は広がります。現代のデジタル依存は、このような大事な事がかけているからコミュニケーションを取ることの基本が抜け落ちてしまっているだけなのではないかと思います。意見できない若者が増えた。叱るとすぐ仕事をやめてしまう。それは心が通じ合っていないだけのような気がします。

北海道はでっかいですが、ブラジルは本当にでっかいです。

※画像:ウィキペディアより

代表池村

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