20090226

支部長ブログ VOL.4

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部所属
東京目黒道場主
渡部


「カポエイラをする目的」

運動やスポーツをする目的は何なのか?
今年33歳になる僕くらいの歳になると目的は人それぞれ様々でしょう。
しかし、同じ質問を子どもにしたとしたら答えはずいぶん違ってくるのではないかと思います。
僕らの年代に比べるとはるかに大きな夢や希望を持っている割合が多いのではないでしょうか。
オリンピックに出たい、プロ選手になりたい、億万長者になりたいなどなど。
大きな夢を持つことはすごくいいことです。
ただ、大きな夢だけが自分を動かすモチベーションになってしまうのは結果次第では危険でもあると思います。
その先に待ち受けている道が平たんでないことはここで僕が言うまでもないですね。

カポエイラをする目的は何なのか?
キッズクラスに通ってくれている子どもたちにもまだこの質問をしたことがありません。
ただ、この質問に関しては大人も子どもも大して変わりがないんじゃないかな、って思っています。
カポエイラをしていて大きな夢を持つといっても、正直具体的なものがなかなか思い当たらない人が多いんじゃないかなというのが僕の予想です。
ただ、カポエイラが好きだと思ってくれている割合は間違いなく多いはずです。



2月22日(日)にグルーポ・テンポさんとの合同ホーダを目黒道場で開くことができました。
主役は子どもたちです。
その場にいた人なら誰もが感じてくれたはずです。
子どもたちの真剣な目。必死の動き。
子どもたちをあそこまで動かしていたのは何でしょう?
実際は子どもだけじゃないんですけどね。大人たちもかなり真剣で必死でした。



子どもに運動やスポーツをさせるのにそんなに大きな夢も目標もいらないんじゃないかな。
夢を持ちたければ持てばいいし。夢を持てないとダメなんてこともないし。

そんなことを確信できた1日となりました。
僕のクラスの子どもたちには「感想文」という宿題を出しました。
書いてくるのか書いてこないのか。
書いてきたならどんなことを書いてくれるのか。
楽しみです。

20090223

支部長ブログ VOL.3

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。
神奈川支部代表 中嶋
 
・児童館の発表会
 
 
先日、月に一度カポエイラの指導に行っている、児童館の区の発表会がありました。
各児童館の子供達がダンスや一輪車など練習した成果を、ご家族や同じ区内の児童館のみんなに発表する場で、
会場はクラシックのコンサートが行われる大きなホールが使われます。
 
 
 
児童館の子供達はいつも元気です。
児童館を訪れると、挨拶と共にみんなそれぞれのコミュニケーションを取ってくれます。
手をつなぐ、抱きつく、体によじのぼる、腕にぶらさがる、などなど。
そして最近あった事や今流行っている事など、子供達の世界の出来事を教えてくれます。
 
私が子供だった時代と比べると、現在は室内での娯楽が増えたり、
子供を狙った犯罪が増えた為、外で遊びにくい環境になったように思います。
ですが、子供達が元気よく走ったり、にぎやかに友達と遊んでいる姿を見ると、今も昔も変わらないと感じ安心します。
 
 
 
春から稽古を始め、基本の型から少しづつ練習してきました。
秋からは発表会の構成を決め、ポルトガル語の数字や技の名前を覚え、
歌や楽器の練習など、本番を意識した練習を積んできました。
 
今年に入り実際の舞台の大きさで練習を繰り返しましたが、風邪をひいてメンバーが揃わなかったり、
ふざけて先生に叱られたり、集中力が切れて遊び始めたり。
 
 
 
そして当日、
風邪をひいていた子も来て、全員が揃いました。
いつも元気がいいみんなも、さすがに大きな会場でたくさんの人を目の前にしたら緊張するだろう。
と思いましたが心配もつかの間、控え室に入りいつもと違う空気を感じ取った一瞬顔がこわばりましたが、
その空気に慣れたらいつも通り元気いっぱいに戻りました。
 
みんなの番になり、舞台に立ちました。
挨拶、自分の相手と握手をしてから蹴る、避ける。
みんな大きな声でしっかり技の名前も数字も言えてる!
 
側転をしてジョゴ(カポエイラの組み手)。
蹴りをしっかり見て避けて。
笑顔で楽しそうにジョゴしてる!
 
楽器も音にあわせて叩けてる!
歌も大きな声で唄ってる!
 
見た事のない楽しそうな顔をしているみんなが、そこにはいました。
 
 
 
発表会が終わり、今期の児童館でのカポエイラが終わりました。
みんなに会えない時間は寂しいですが、子供の成長は早いです。
大きくなったみんなに会える日を楽しみにしています。
 
 
 
 
神奈川支部代表 中嶋

20090211

支部長ブログ VOL.2

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

○カポエイラ現在過去未来


先の渡伯で感じたこと。
本部では今まさに新しい世代が育っている最中です。
ホーダ(カポエイラをする時に作る人の輪)の平均年齢が10代後半である時がほとんどでした。
ブラジルに到着して間もないある日、街の中心街でカポエイラを披露することになった時も指導者レベルの者はほんのわずか。
「子どもばかりで集まって、、、これは頑張ってホーダを支えねば。。」
と、内心思っていたのですが始まってみたらなんてことはない、子どもたちの素晴らしいカポエイラによってとてもいい空気を創り上げていました。
皆で楽器を奏で、歌い、魅せる。
まさに次世代のカポエイラがそこには在りました。


彼らの前の黄金期。
個人的な見解ではありますが、それはちょうど私が初めて渡伯した2001年頃であったと思います。
若く、勢いのある同年代の同期がたくさんいて、ホーダでは常に圧力あるカポエイラがありました。
私の世代は本当に豊作で、素晴らしいカポエイリスタがそろっていました。

Valente, Chocolate, Gafanhoto, Polaco, Ali-Baba, Pe-de-Pano, magi, Orangotango, De-borracha, Adriana、、、

神の道のみを求めた者
ケガでやめざるを得なかった者
喧嘩別れした者
新たな地で生活を始めた者、、、
去った者残った者、それぞれに様々な人生模様がありましたが、上に記した者全てがまだ健在であること。
荒くれ者揃いだっただけに、それが一番神に感謝すべきことなのかもしれません。


「ここは我々の街だ!」
イタグアイという街で他団体としのぎを削る。
コハダンジコンタスの哲学を守るため、強さが前面に出ていた前世代。
そしてその世代で築かれた強さ、地位に守られ、さらにはインターネットによってカポエイラ界にも訪れた情報化社会が、美しさの強調された今の世代を作り上げているのでしょう。
どちらもまさに時代が反映したカポエイラなのだと思います。


そして未来。
先のことは誰にもわかりませんが、ただ一つ言えること。
それは良いことばかりではないということです。
何事もそうですが、良い状態を保ち続けるというのは容易ではありません。
必ず波はあります。
ただ、そこを乗り越えられるかどうかは頂点に立つ者の力量なのでしょう。
デシオ館長のゆるぎない哲学、ぶれない心が求心力となり、厳しい状況でも団体を保っていられたのだと思います。
団体が大きくなった今、これは日本でも、そして各支部レベルでも言えることです。
これから起こる諸問題は私を含め各支部長の力量が試されます。
身が引き締まる思いではありますが、斜め上を向いて力強く歩いて行く気持ちになれるのは大きい大きいデシオ館長のおかげだと思います。



今回は私が知る前黄金世代のみをお話しさせて頂きましたが、デシオ館長の思い出話ではその前の黄金世代も時々出てきます。
昔のことを語ってくれる館長の瞳は、とっても深い色をしています。
「良いことばかりではなかったが、悪いこと続きでもなかった」
色んなものを目の当たりにし、戦い、勝ち得てきた今。
団体を立ち上げて29年になる今、デシオ館長はカポエイラの未来をどう見据えているのでしょうか。
このBlogを書いているうちにだんだん気になりだしました。


次に館長と会った時に伺いたいことが、おかげで今日ひとつ増えました。




千葉支部代表 中村

20090208

レッスンレポートVOL.3

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第三弾は東京支部 ALCAさんです!

こんにちは。ALCAです。

現在、私は週に1~3回レッスンに通っています。
カポエイラを始めて1年半ぐらいなのですが、はじめは週1回のカルチャースクールからスタートしました。
社会人になってから運動という運動もせずにいたので、自分がどれだけ動けるのかも分かりませんでした・・

週1回のレッスンではありましたが、レッスン後の筋肉痛がやけに心地良かったのを覚えています。
それから、段々レッスンの回数を増やしていきました。
自分のペースでレッスンの回数が決められるので、とても助かっています。
本当はきちんとしたペースでレッスンに通った方が良いとは思うのですが、楽しく、長く続ける為には自分のペースを守る事も大事かなといい風に考えています。
無理せずに出来て、とてもいいですよ。

そして、カポエイラをするにあたって私の中で小さな決め事があります。
・自分の体(例えば体調や仕事の疲れ具合)と相談し、決して無理はしない事
・やる前から出来ないと思わない事
・人と比較しない事
こんな事を考えながら、これからもカポエイラを続けていけたらなと思っています。
出来なかった事が出来るようになる『達成感』は本当に新鮮で感動的でもあります。
カポエイラの技を知らない家族や友人についつい自慢してしまいます。
楽しくカポエイラを続け、身も心も成長していけたらなと思っています。

ALCA

20090205

レッスンレポートVOL.2

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第二弾は東京支部 Tainhaさんです!

カポエイラを始めて4年半になるTainha です。

私はたいてい平日の夜の仕事帰りにレッスンに行きます。
どうしても仕事の後なので,疲れた,眠い,お腹空いた・・とぼんやり
しながらレッスン場に入るのですが,
すでに着替えて技や楽器の練習をしている仲間を見ると,カポエイラス
イッチが入ります。


始めた当初はただ体を動かすのが楽しくて早く仕事終わらせてレッスン
に行かなきゃ!!と思っていました。
でも,そのうちに楽しい!大好き!だけでは上手になれないことに気づ
き,
帯を巻くようになってからはキレイでカッコいい動きをする人たちを見
てうっとりしたり,うらやましいと思うよりも
悔しい!!と思う気持ちが上回るようになってきました。

同じ蹴りなのに自分の蹴りと何が違うのだろうか?
分かりそうで分からない。理解に手が届きそうだから一層気になって,
上手な人たちの動きを観察するようになりました。

観察するようになって気づいた事は,上手い,上手くないの差は努力だ
ということ。
上手い人はそれだけ練習しているし,レッスン中も先生からたくさん吸
収しようという姿勢を持ってレッスンを受けています。

カポエイラは楽しくて,カポエイラで出会った仲間は私に元気をくれ
て,やる気を起こさせてくれて,ぼんやりしている私をたまに
焦らせてくれます。

簡単に何でも出来るようになってしまっては面白くない。
早く上手になりたいけれど,ジタバタしている今も面白いから
私は自分のペースでこれからも少しずつ頑張っていこうと思います。

私が感じるホーダ

カポエイラではホーダと呼ばれる,人の輪を作りその輪の中で二人が蹴
り,避けや技を繰り出しながらジョゴと呼ばれるゲームをします。
私はそのしなやかで強くてカッコいい動きに憧れてカポエイラを始めま
した。

ホーダを楽しむ為に私が気をつけている事を書いてみたいと思います。

1,とにかくやってみること
  レッスンで教わった事,今の自分に出来る事をどんどん出していく。
  楽器にも触ってみる(間違っていてもきっと助け舟がでるから大丈
夫です)

2,心で,身体で感じること
  動いている人だけでホーダが成り立っている訳ではないので,周り
の人たちがジョゴ以外で
  どうしているか見回してみる。
  手拍子,楽器,歌。みんなが盛り上がって一体化した時,ものすご
く楽しいと感じるはずです♪
  そして,先生や上の帯の人たちの動きを見てうっとり・するのも大
事です。 

3,頭を使う事
  ホーダに慣れてきたら,次は蹴るだけ,技を出すだけじゃなく習っ
た動きをどこで出せばいいか,
  効果的に相手に出すには自分がどう動けばいいのかを考えてみる。
  逆に相手にやられてしまった時,自分がどう対応すればいいのかも
考えてみる。


団体のホーダでは年齢も職業もバラバラな人達が集まってまるで大家族
のようです。
そして同じ先生に習っていても,その人,人で個性が出るので見ている
だけでも楽しいです。

カポエイラのホーダは1人ではできません。
仲間がいるから楽しくホーダを作る事ができる。
仲間がいるから私は今まで楽しくカポエイラを続けてこれたし,これか
らも頑張って行こうと思えるんだと思います。


東京支部  Tainha

20090203

支部長ブログ VOL.1

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

○日本におけるカポエイラ

カポエイラの稽古に来る男女比はなぜか女性が多い。
本国では男性が圧倒的に多いのだが、歴史的にそうなるのかもしれない。その辺に関しては日本人なので詳しくは解らない。

十数年前になるが、日本の場合、カポエイラが注目された要因の一つとして、ダンスに動きが取り入れられたり、ダンスイベント等ステージに踊りとして立つ事が多くあり、日本の武道と比べると露出する場が全く違っていた。
なぜならカポエイラと音楽は切っても切り放せない関係であり、ダンス的要素がつよい。そもそも武道とは異なるのだが、武道的要素もカポエイラにはある。
更には歌や楽器の演奏もあり、全てをこなさなければいけない。
細かい事を言うと、楽器のチューニングをしたりなどバンドのような事もする。

当時はストリートダンスをやっている人が圧倒的に多く、カポエイラのアクロバティックな技をいとも簡単にマスターしていく人は珍しくは無かった。

それと、女性誌等にエクササイズとしてダイエット的要素が強いと言う事で取り上げられる事が多く、実際雑誌を見て始めたと言う女性も多かった。

どちらかと言うと、華麗に動けたら格好良い、音楽もあって楽しい、同年代の仲間が増える、ストレス解消、健康に良い等の理由で始める人が多かったのではないでしょうか。

日本の武道であれば、強くなりたい、礼儀作法を学びたい、心身を鍛錬したい等が理由で始める所だが。

そもそもカポエイラは一般的に言う試合、大会等が無く(一部流派によってはある)、格闘技の要素はあるが優劣を第三者が決める事はなく、武道のように心身鍛練のために稽古を重ねるのが目的である。
日頃の稽古の成果をJogoと呼ばれる自由組手で表現するのだが、これが日本の武道で言う所の演舞と言う形に似ている。

ただ、カポエイラの組手のルールが世間一般で理解されている試合とは少し異なり、勝敗を競う目的ではないと言う所が解釈が難しい。

将棋に例えれば、より上手く効率よく駒を操り、追い詰めていくと言うプロセスに近いと思います。

こういった事から、性別、年齢、体格差はカポエイラの組手では重要ではなく、いかに効率よく間合いを制し、相手を追い詰めるかと言う所が女性が多いと言う理由の一つなのかもしれません。

それと、私個人的な意見だが、ウエアーがお洒落であるというところも関係しているように思われる。

始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、大切なのは、それをすることでどうなるのかと言う事で、何より楽しめるかという事が一番大事にしなくてはいけない要素だと思います。

カポエイラを大いに楽しんで、生涯かけて還暦を過ぎてもJogoを皆で楽しめればと思います。

代表池村

20090202

ブラジル渡航レポート VOL.4

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。第四弾は東京支部、Mさんです!


・東京支部:Mさん(Parteira)
・滞在場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ本部道場
・滞在期間:2008年9月17日~2008年10月8日
・同行・同期滞在者:Mao de Onca(渡部 健志)
 
 

 五感 ~cinco sentidos~
 
3度目のブラジルへ。
我が団体の本部へカポエイラの稽古をつけていただきにゆくわけで、
観光旅行にゆくわけでは決してありません。だけど・・・
24時間以上かけて、大好きな熱い国ブラジルへゆくんですもの。
 
カポパンにビーさんだけでは女が廃ります!!
お気に入りのワンピースにヒールの靴、思い切ってビキニも購入♪
前日に徹夜でかばんにいっぱいの荷物と
たくさんのワクワクを詰め込んで・・・・いざ出発!!
 
 
あぁ~この空気、この空、この太陽、この風、この匂い・・・・・。
イイね、イイよ~♪ブラジゥ到着~♪
危険な匂いと、開放的な匂い。一見対照的な二つの香り。
ブラジルスイッチをオンにして、
あたしの五感よ、全開に始動せよー!!
 

 
 
◆視◆
 
目に飛び込んでくるもの・・・・。いろんな色、色いろ~
 
空、土、木々や花、鳥、フルーツ、野菜、豆・・・・。
ケーキ、お菓子、肉、魚、スーパーの陳列・・・・。
車、看板、服、ビーサン・・・・。
表情豊かな顔色。
 
すべてがあざやかに見える。
ぼやけていなくて、目の中にドーンって入ってくる。
 
穏やか、癒される、幸せ、ワクワク、
元気になる、楽しい、食欲増強
げんなり、毒々しい、攻撃的、
怒り、危険、食欲低下・・・・・。
 
はっきり、見えてくる。はっきり解ってくる。
 
視るってこんなにいろいろ感じられる!
 



 
 
 
◆聴◆

耳に飛び込んでくるもの・・・・・
風の音、木々のなびく音、鳥の鳴き声、犬の遠吠え・・・・・。
自然でいい感じ~って、
思いきや、どんどん色んな音が飛び込んでくる!
 
ご近所さんから聞こえる、
アメリカンなBGMや、レゲェの爆音!
遠くから聞こえてくる、教会の演説&ノリノリなバンド!
明け方まで聞こえてくる野外コンサート?ディスコ?の音楽。
子どもたちの元気に遊んでる声。
どこかの家でベビーの泣いてる声。
車の音。挨拶代わりのうるさすぎるクラクション!
これが選挙活動?暴走族やR翼以上の列をなして、
クラクションに花火にテーマ曲に
奇声を発するマイクに・・・・。
(→これで、お願いされても入れてやらないって思うけど)
マオン・ジ・オンサのアタバキを練習している音。
ビリンバゥを弾きながら、歌を歌ってる音・・・。
夜23時くらいから始まる、
バガルーミさんのアタバキのレッスン・・・。
 
とにかく、どこにいてもいろんな音が聞こえてくるし、
逆に発している。
だけど、それは騒音としてではなく、
生活の中の音として聞き流せてしまうのが
ブラジルのスゴイとこ!
うるさいって怒ってる方 (カントーラさん)もいるけど、
生活の音として受け入れているところが寛大です。
 
東京では色んな音で問題になることも多い。
騒音おばさん・・・懐かしい。
アノおばさんはやっぱり迷惑だから、
何かしら対処してもらわないと困るけど・・・。
 
子どもの元気な声、遊んでる声、泣いてる声・・・・
それまでも騒音だって裁判まで起こってしまう日本・・・・。
なんてことでしょう!!
 
生活してる音・・・・・。
聞こえてくるその音で何かわかってくることもあるのにな~。
ベビーの鳴き声が聞こえたら・・・
家族が増えたんだぁ。おなか空いてんのかな~。
お母さん大変だろうな~って。
こっちまでワクワクしたり、心配したり、SOSが聞こえたり・・・・。
相手のことを考えられる。
 
そんな広い平和な心を持ちたいものです。
 



 
 
 
 
◆嗅◆
 
ブラジルのにおい・・・・・・。
ニンニク、フェイジャオン、カルニ(牛肉)、フルッタ・・・・・。
柔軟剤、せっけん、老若男女問わずつけている香水、汗・・・・。
ほこり、排気ガス、生活用水がすべて流れている川・・・・・。
こんな匂いあちらこちらで出くわします。
 
けど、全部嫌いじゃないです。
 
大好きなマンゴー。ちゃんと熟してるかしら・・・。う~ん、いいにおい。
日本のより、強いマンゴ!!って香り♪
「食べごろだ!」
 
アカデミアで練習していると、ニンニクのいいにおい~。
「あぁ~おなか空いてきたなぁ~。
今日はできたてのフェイジョアーダを食べられる♪」
 
洗濯したてのTシャツにカポパン。強い柔軟剤の香り♪
「お洗濯ありがとうございます」
 
チョコラッチと握手!汗のにおいと香水のにおい。
「今日はせっけんの香りの香水?」
 
メストレデシオにおでこにチューをしてもらう。
「安心する優しいにおい~。」
身体がじんわりあったかくなる。
 
嗅・・・。
いろんな想像力をふくらませてくれる!!
 



 
 
 
◆味◆
 
しょっぱーい!!あまーい!!
ブラジルの味は単純です。日本の複雑な味覚は必要ない!
 
しょっぱいものしょっぱく、甘いもの甘くたべましょう!!
しょっぱ甘いなんて中途半端はだめだめ!
 
お肉の味!お野菜の味!にんにくと塩だけの味付け。
そのものの味が分かります。
 
コーヒーに砂糖を・・・・。
そっそんなに入れると、
コーヒーその物の味が分かりません(汗)。
 
ブラジルのごはん
カントーラさんのごはんはとってもおいしい。
愛情込めて作ってくれているから、
カポエイラをするエネルギーもモリモリ出てくる。
日本とは違う環境の中で、カポエイラの稽古に励めるのは、
「エネルギーの源→おいしい食事」があるからこそ!
感謝して味わっていました。
 




 
 
◆触◆
 
イタグアイの仲間たちとの握手や抱擁やほっぺにチュー・・・。
カントーラさんの豊満な胸に抱かれたとき、
偉大なメストレデシオに
優しく抱擁されおでこにチューされたとき・・・・・。
 
あったかくて、優しくて、うれしくて、大切で・・・・。
触れるっていうのはホントすごい力。
 
 
ブラジルの習慣や文化に触れる・・・。
日本とは全く違うもの、日本となんだか似てるもの。
 
お互いをちゃんと理解し合うためには
触れるって、とっても大切なこと・・・。
 
お互いを知って理解をし合える・・・・。
国なんて関係なくて、人種なんて関係なくて、
宗教なんて関係なくて、
とにかく触れてみると、なんだかあったかくて
何か解ってくるものがある。
 
まずは身近な人から触れ合って、
どんどん広がって
世界中のみんなが触れ合うことを大切にしていけると
戦争なんてなくなりそうな気がします・・・。
 



 
 
ブラジルではいろんな物に触れてきた。
「視・聴・嗅・味」それぞれの感覚を通していろんなものに「触」れてきた・・・・。
日本にいる時だって大切な感覚なんだけど、
どうやらブラジルスイッチが入ると、
この五感は働きが絶好調になるみたい。なんでだろう・・・。
あの空気かな~?空が広いからかな~?太陽の日差しが強いから?
危険な匂いや開放的な匂いがするからかな~?
イヤでも五感が働いてくる。この感覚・・・・。
 
おぉっ!カポエイラをしている時と同じだ!!
まだまだ、身体の隅々まで神経が行き届いていないみたいで、
先生方の言われることが思うように
できないことはたくさんあるんだけども・・・・。
 
視て、聴いて、嗅いで(?)、味わって、触れて・・・・・。
五感をめいっぱい働かせてジョゴしてます!
五感を働かせていないと、学べないし、危険が分からないし、
いろんな事を吸収できない。
 


 
五感を研ぎ澄ましていると、対象の芯の部分が分かってくる気がする。
感覚をめいっぱい使って、やっと触れることができた時・・・・・。
感覚的だったものは確実な物になり、対象をしっかりと捉えられるようになる。
その捉えた物は害のある物・不必要な物かもしれないし、
すごく必要なもの、大切なものかもしれない。
今度は、それを自分でどう消化・吸収・排泄していくか・・・・。
 
今の世の中は、いろんな情報が飛び交って、何が必要なのか、
何が不必要なのか分らなくなってしまっている。
自分の五感を働かさず、テレビ・新聞・インターンネットでの情報を
鵜呑みにしてしまっている人も多い。
 
だけど、あたしはカポエイラを知っている。
五感を働かせることの大切さを知っている。
そして、いろんな物を感じて、触れて、消化、吸収する力は、
年を取っていく割には、成長しているハズだっ!!
 
 
出発の前日に荷物とワクワクをいっぱい詰め込んだかばんの中には・・・・・
ブラジルの大きな大地と広い空、
大好きなメストレデシオや大切な仲間たちの下で
感じた思い出をいっぱい詰め込んで帰って来ましたよ♪
 
カポエイラ的に成長したのかと問われると・・・・・??
 
だけど、ブラジル・イタグアイには・・・
カポエイラには・・・・
人生において、「学ぶべきもの・大切なもの」がたくさんあるみたいです。
 
また、行きたーい!!
Amo Brasil  Amo Itaguai RJ  Amo capoeira  Amo amigos~♪
 

 

20090121

ブラジル渡航レポート VOL.3

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。第三弾は千葉支部代表、中村先生(Professor TIGRE)です!

千葉支部代表 Tigre(中村 理)
・滞在場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ本部道場
・滞在期間:2008年12月5日~2008年12月23日
・同行・同期滞在者:Nさん(Cascudo)、Kさん(Ventania)






怪我をして、リハビリをして、復帰する。
怪我する前の状態に戻るには色々なものを乗り越えなくてはなりません。
再発してしまうのではないかという恐怖心。
リハビリにかかる歳月や、なかなか良くならないことへの焦り、我慢強さ、、、
それらは大怪我であればあるほど手ごわいものとなります。
 
顔の骨を折るという大怪我に見舞われたデシオ館長から、様々な事を教わりました。
 
 
 
9月に怪我を負った館長は、私がブラジルに着く数日前から稽古に復帰されていました。
顔にプレートを4枚入れるほどの大怪我、そして大手術。
復帰当初は頭を下にすることも出来ませんでした。
 
そんな館長が続けたこと。
それは稽古の度に必ず明日の課題を公言、そして実行するということでした。
今日一回出来たことを明日は二回。
二回出来たことを翌日に三回。
三回出来たことを自信に変え、新たなことへ挑戦、、、
少しずつではありましたが着実に一歩一歩、完全復活への道を歩む館長。
そうして私が帰る頃には回復したカラダ以外にも、確たる自信とさらに磨かれた強い心を手にしていました。
怪我の直後、館長は電話越しにこうおっしゃっていました。
 
 
「この怪我で私はさらに強くなるぞ」
 
 
当初その真意がわからなかった私でしたが、ふと館長のその言葉を思い出し、鳥肌がたちました。
医者の言う治療にかかる期間というのはそれまでに診てきた患者をもとに得た知識、経験であって、治すのはあくまで本人。
本人の意思の強さが回復を促すのだなとあらためて気付かされました。
 
そしてこれらはリハビリだけに限らず人生で起こる様々な問題にもいえることなのでしょう。
「出来ることから少しずつ」
「甘えを許さず、限界を設けず」
「逆境を強い心で乗り越えていく」
 
 
磨くべきは心。
今回も本当に良い渡伯となりました。


20090119

レッスンレポート VOL.1

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第一弾は東京支部 AVE FRIAさんです!


カポエイラを習い始めて、一年半ぐらいになります。
団体では、昇段式やクリスマス会、年越しホーダ等々、色々なイベントがあります。
私はまだ少ししか参加できてませんが、どれも楽しいイベントです☆
「カポエイラをやってみたい!」と考えている方へ。
参考になるかは解りませんが、私がカポエイラを始めてみて、感じた事をいくつか上げたいと思います。

【1、以外と認知度が高い☆】
私の身の回りで「カポエイラなんて言葉、初めて聞いた!」っ ていう人は、ウチの母だけでした。
雑誌等でも紹介されたりしてるので、これからもっと認知度が高くなるんでしょうね。

【2、ダンスが上達した(気がする)☆】
私は、カポエイラを始める前からダンスを習っているのですが、気のせい(?)かもしれないけど、振り覚えも良くなったし、動けるようになったような…!?
あと、フロアーが楽になりました☆

【3、カポエイラって全部やるんだ☆】
実は私、カポエイラを始める前は、楽器を演奏する人とカポエイラをやる人は別なんだと思っていました。
楽器なんて、私には無縁の世界だったので覚えられる機会ができた事、ちょっとラッキーです♪

以上、とっても個人的な話しばかりで参考にもならなかったかもしれませんが、興味がある方は是非一度、体験してみるといいと思います!
私はカルチャーセンターから「とりあえず3カ月…」で習い始めて現在にいたります(笑)。
何事でもそうだと思いますが、見るより体験する方が断然楽しい!と私は思います☆

東京支部 AVE FRIA

20090109

ブラジル滞在レポート VOL.2

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。第二弾は目黒道場の道場主、渡部先生(Mao de Onca)です!

目黒支部代表 Mao de Onca(渡部 健志)
・滞在場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ本部道場
・滞在期間:2008年9月17日~2008年10月8日
・同行・同期滞在者:Mさん(Parteira)





「Eu gosto de Sol!(太陽が好きだ!)」

2008年9月から10月にかけて3週間、今回で3度目の渡伯。
目的はもちろん本部道場の稽古に参加することなのだが、それだけだと言ってしまったらすごくもったいない。
3週間とはいえブラジルでの生活で得られるものはすごく多い。
具体的に何をかと聞かれても上手く説明するのは難しいが、日本に帰る頃には毎回カポエイラ以外にも一回り大きくなっているものを感じることができる。
 
とにかくブラジルと日本では生活の中で幸せを感じるレベルが大きく違う。
日本でなら些細に思えるようなことでもブラジルだと大きく心が揺れ動く。
それでもブラジル人に比べると自分はずいぶん感性が鈍ってしまっていると感じたり、かっこつけた性格になってしまったなと感じたりしてしまう。
 
 
3年前に初めてブラジルに行った時も今回と同じ時期だったのだが、その時と同様この時期はどうも天気が良くない。
みんながブラジルの空と言われたときに想像するような青く澄みわたった空が広がる日は数えるほどしかない。
雨が数日続くと気温もぐっと下がり、夜も毛布にくるまっていないととてもじゃないが寒くて寝れない。
やはり2007年に来た時のように、暖かくて過ごしやすい4月にすれば良かったのだろうか・・・。
 
カポエイラ仲間が道場に集まってくる時もまずは天気の話になる。
このあたりは日本での生活とあまり変わらない。
ある日、いつもと同じように天気の話から始まったときに切り出してみた。
「ブラジルに来るなら何月がいいの?」
「そりゃあ12,1,2月だな」
「その時期ってすごく熱いんじゃない?」
「ああ、40度を超えるぜ」
「マジで・・・、死にそう・・・。」
「いや、俺は太陽が好きだ」
「俺もだ。太陽は最高だ」
「俺も太陽が好きだ。熱いのは最高だぜ」
こんな感じで周りから口々に「太陽が好きだ」という言葉が出てきた。
ちなみにこの会話に参加していたのは30歳前後の大人たちだ。
 
自分にとって「太陽が好きだ」なんて言葉を発することすら想像したことがなかった。
あまりにも純粋に生きていて素直な言葉が出てくるブラジル人にはその都度その都度感動させられる。
ブラジル人は自分の住んでいる土地や環境、そして自然までも自分たちのものとするような所有意識が高い。
だからそこに起こる全てのことにいつも感動し、感謝し、幸せを感じているように思える。
 
そんなブラジルと同じような感覚が東京でも持てるようになるともっともっと社会が変わってくると思う。
自分のようにブラジルを経験した者たちにとってブラジルの空気を少しずつでも日本に持ち帰ってくることは大切な役割である。






先日年越しカポエイラが終わったあと、朝まで残っていた者たちで目黒道場の屋上から初日の出を見た。
遠くに見えるマンションの上からゆっくりと金色の光が溢れ出し、やがて真ん丸のその姿を現した。
冬の澄みきった空気の中でその光はあまりにも眩しすぎたが、その場にいた十数名誰もが目をそらすことはなかった。
しばらくしてふと振り返ると、彼方には朝日をうけた美しすぎる富士山。
 
その場には確実にブラジルと同じ空気があった。

20090104

ブラジル滞在レポート VOL.1

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。第一弾はHさんです!


Hさん(Virtuosa)
・滞在場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ本部道場
・滞在期間:2008年10月15日~2008年10月30日
・同行・同期滞在者:日本支部代表 池村先生、Nさん(Cascudo)、Nさん(Energia)、Kさん(Ventania)



■ブラジル・イタグアイについて■
ブラジルへは、デルタ航空を利用しアトランタで乗り継ぎ、日本からほぼ丸一日かけてリオデジャネイロ国際空港に到着しました。
空港にはカントーラさんと、プロフェソール・ケシャード氏の息子さんのバギーニョが迎えに来てくれました。
アカデミーア(本部道場)のあるイタグアイへは、空港から車で2時間ほど。
その2時間の間に車同士の事故を3回目撃し、改めて「ここは日本とは違うんだ」という事実を嫌でも体感させられました。

■治安について■
一般的な海外渡航情報でも確認できるとおり、ブラジル都市部の治安は概ね悪いようです。
私はリオ中心部の滞在ではなかったので、そのあたりの状況は詳しくはわからなかったのですが、
滞在していたイタグアイに関しては、都市部に比べるとまだ治安は良い方だったようです。
しかしそれでも、近年は治安が悪化しており、現地の人でも街中で強盗に遭ったりしているようです。
女の子同士での外出は決して許されず、必ず男性か現地の方と同行のうえで外出するようにしていました。
現地で日本人の姿を見かけることはほぼ一度もなく、私たちが外を出歩くと、やはり現地の方から好奇の目で見られる事が多くありました。



■滞在・レッスンについて■
現地での滞在は、アカデミーアのあるメストレ・デシオ宅にお世話になりました。
3階建てで、1階はメストレ一家のお宅、2階は日本人はじめ外部から来た団体関係者が宿泊するフロア、そして3階が道場という造りになっていました。

レッスンは日曜を除く毎日あり、基本は夜からですが、朝もプロフェソール・ショコラッチが行っているレッスンに参加しました。
通常はメストレ・デシオのレッスンだと思うのですが、ちょうどこの時期メストレが顔を怪我されており、まだ動く事ができなかった時期だったので、メストレ・デシオ以外の先生方が代行で全てレッスンを行っていました。

夜は曜日毎に大人クラスと子供クラスに分かれていますが、私とNさん、Kさんは朝クラス、子供クラス、大人クラスとほぼ全てのレッスンを受けていました。

それに加え、ちょうど時期的にバチザド(昇段式)の直前だったので、子供たちがバチザドで披露するマクレレやサンバ・ヂ・ホーダにいつの間にか私たち(Hさん・Kさん)も参加する事になり、夜レッスンの前にはその練習にも参加していました。

朝・夕方・夜と2~3レッスンを毎日こなすハードスケジュールで、今までに体験した事がないくらい、筋肉痛で体がボロボロになりました。
毎日悲鳴を上げながら階段を上り下りしました。
まあ、カポエイラをしにブラジルに行っているわけなので、そのくらいやって当たり前なのですが。
日本ではなかなか体験できない事なので、今ではとても良かったと思います。




■気候・健康管理について■
日本とは季節が反対になるので、10月のブラジルは「初夏」です。
「初夏」と言っても、晴れている日の気温は40度くらいになります。
日差しもかなり強いので、焼けたくない人は日焼け止めが必需品です。

常に晴天かと思いきや実際はそうでもなく、滞在期間中の4割くらいは雨が降っていました。
雨が降ると気温がかなり下がり、半袖では寒いくらいです。
日本から着ていった長袖のパーカーが大活躍しました。
また、雨が降ると洗濯物が全く乾かなくなるので、メッシュやナイロン系の道着は必需品です。綿100%だと乾くのが遅いです。
毎日レッスンがあるので道着が乾かないと使い物にならず、結果的に毎日ナイロン系のタンクトップばかり着ていました。
(アドバイスをくれたアフーダさん、道着を貸してくれたタイーニャさん、本当にありがとうございました!)

食事は毎日、朝・昼・夜ほぼ全てメストレのお宅で御馳走になりました。
味付けの濃さに最初はなかなか慣れなかったのですが、1週間ほどで慣れ、最後の方は何の違和感もなく普通に食べていました。
フェイジョアーダや肉料理が中心で、毎回カントーラさんやお手伝いのダイアナ、カタリーナが作ってくれていたのですが、どの料理も本当においしかったです。

滞在中は特に大きな怪我・病気などはなかったのですが、終盤の方で一度、おそらく疲労と生理不順による原因でダウンしてしまいました。
あと、アカデミーアに設置してあったタンクの飲料水を飲んで、「それ水道水だよ」と誰かから聞いた後でお腹を壊しました。
水を飲む時は、必ずミネラルウォーターを飲んだ方が安全です。



■バチザドについて■
ブラジル本部のバチザドに初めて参加させていただきました。
会場は街の劇場で、ホーダは劇場の舞台の上で行われました。
進行は日本のものとそれほど変わったところはなく、先生方のホーダ、帯ごとのホーダ、子供のホーダ、オープンのホーダと進み、間に子供たちのマクレレ、サンバ・ヂ・ホーダの披露がありました。

この頃にはメストレ・デシオの容態もだいぶ良くなっており、(本当は止められていたのですが)ホーダで何曲か歌う事も出来ていました。バチザドには、世界的に有名な他団体のメストレも来られており、メストレ達のホーダは激しくアクロバティックなものではありませんでしたが、やはりそこに流れる空気にはかなりの緊張感があり、普段滅多に見る事の出来ない「本場のカポエイラ」を全身で感じる事ができました。

また、昇段した子供たちはどの子も本当に嬉しそうで、特に今年緑帯や黄先緑帯に昇段した経験の長い子供たちはみんな自信に満ちあふれており、本当にこの先の時代を担っていく有望なカポエイリスタ達なんだ、という事を感じさせました。

バチザドの後とその次の日は、日本でもやっているフェスタ(打ち上げパーティ)が行われました。
街の野外パーティ会場のような所で夜通しシュラスコパーティです。
全員でずっと食べて飲んで踊り通しで、楽しい時間を過ごしました。
(さすがにこれを2日間連続は、体力的にキツかったですが・・)



■言葉について■
ポルトガル語は、私自身、ほとんど喋れない状態で行きました。
(本当に簡単な単語と、挨拶程度の語学力です。)
幸い、今回は侍先生とNさんとの同行だったので、言葉がわからない時はいろいろと助けていただきました。
みなさんゆっくり喋ってくれたり、簡単な単語を使ってくれたりしていろいろと気遣ってくださったので、辞書や会話集を片手に、なんとかコミュニケーションを取る事ができました。分からない言葉が出てきたら忘れずにメモしておいて、後で辞書で調べたりなどしていたので、後半の方では比較的スムーズに会話も出来るようになっていたと思います。
日本に帰ってきてからは、ほとんどポルトガル語を使うこともないので、せっかく覚えた単語もどんどん出て行ってしまっている残念な状況です。語学を上達させるには、やはりひたすら会話するしか道はないと痛感しました。



■現地のカポエイラについて■
今回はメストレ・デシオの怪我という特殊な状況下での滞在だったため、前述したように、レッスンは全て他の先生方の代行レッスンでした。大人クラスの参加者はそれほど多くなく、ほぼ全ての方が指導者以上の帯でした。内容は日本の上級者レッスンと同じような感じです。レッスン内でホーダをすることはなく、ホーダがある日は子供達も混じってレッスンとは別にホーダを行います。一度、野外のフットサル場でホーダを行ったりもしました。

子供クラスは、幼児から中学生ぐらいまで、様々な年齢の子供が参加していました。
こちらは大人クラスに比べて人数が多く、中学生以上の経験の長い先輩が、小さい子たちの面倒を良く見てあげていました。
男の子も女の子もみんな上手なのですが、やはり男の子たちのアクロバティックな身体能力は凄まじかったです。
レッスンがなくても、学校が終わったらアカデミーアに集まって練習をして、みんなどんどん技を磨いています。
メストレは、子供たちが間違った道に進まないよう、カポエイラを「教育」の一貫として指導されているようです。
カポエイラをしているときの、子供たちの輝いた表情が本当に印象的でした。

■滞在を終えて■
今回、初めてのブラジル渡航だったのですが、言葉や生活習慣など、ある程度なんとなく知っていた部分もあり、それほど大きなカルチャーショックもなくすんなり生活出来たと思います。
「カポエイラが産まれた土地に滞在し、毎日カポエイラに触れて生活する。」
という、とても贅沢な時間を過ごす事ができました。
実際は、この滞在で飛躍的にカポエイラが上手くなったとか、言葉が流暢に話せるようになったとか、そういう目に見えた上達はありませんでしたが、メストレ一家と生活を共にし、アカデミーアで現地のみなさんと一緒にカポエイラをする事で、自身のカポエイラに対する考え方―何のためにカポエイラをやっているのか、カポエイラをする事で生活の何がどう変わるのか、この先、カポエイラはどういう道を歩んでいくのか等々、自分の事だけでなく、もっと広い視野で考えることが、少しですが出来るようになったように感じます。

帰国するとき、みんなが「いつ戻ってくるの?」「絶対また帰ってきてね」という温かい言葉をかけてくれて、また私自身も、成長した子供たちの姿を見たいという思いが強くあり、いつか必ずまたブラジルに「戻ろう」と決意しました。


今回の渡航・滞在に際し、いろいろと助けてくださった全ての方に感謝いたします。
自分もこの経験を活かし、次にブラジルへ向かう人に対して何か少しでもお手伝いができればと思います。
ありがとうございました。

2008年12月30日 Hさん(Virtuosa)



20081208

Nagoasカポエイラ協会さんの昇段式




先日、静岡県清水市のナゴアスカポエイラ協会さんの昇段式へ行ってまいりました。

東京から12名、関西支部からは代表入れて6名のかなりの人数で参加しました。

ゲストにブラジルからメストレコシーニャを迎え、更に各地から親交のある団体もお祝いに訪れ、指導者だけでも10名以上はいたのではないでしょうか。
今回の昇段式の目玉は、代表であるジャポン先生のコントラメストレへの昇段でしょう。

さらにプロフェッソールが一人、インストラクターが二人、うち一人は日本人の昇段でした。素晴らしいことです。

子供達や成人の昇段も沢山いて、怪我も無く良い会でした。

マクレレ、プシャダジヘイジ、サンバジホーダ、交流ホーダ、昇段式、交流ホーダと展開が早く、あっという間に終了時間になり、昇段した方々に何も言えませんでした。

なのでこの場を借りて
昇段した皆さま、心からお祝い申し上げます。
カポエイラの道程は長いですが、生涯かけて学んでいって下さい。
道を踏み外さぬよう、仲間を大切にしてカポエイラの輪を広げて行ってください。

Vamos expandir o circuro da Capoeira

アンゴーラの団体Tribo da lua さんのイベントも行われまいます。
Mestre Reneが来日してワークショップなど行われるようです。楽しみです。
HPをご参照下さい。 クリック

代表 池村

20080730

10周年



7月27日(日)
品川区の施設『戸越体育館』武道場にて、今年は121名が昇段いたしました。
後日改めて昇段する方もいますが、とにかく怪我も無く無事終了できた事が何よりです。

今年は1歳児も参加と言う事で、とても和やかな雰囲気の中、上級者ではProfessor2名の昇段、妊娠10ヶ月でも参加した人までいて10周年にふさわしい良い会になったのではないかと思っております。

会場が今年4月に改装された事もあり、とても綺麗で良かったのですが、空調が効きすぎて観覧席が少し寒かったようです。

まだまだ行き届かない所が多いですが、皆様から色々な意見を聞きながら、15周年、20周年と、より良い会になるよう務めてまいります。

会場へ足を運んでくださった方、他団体の先生方、誠に有難うございます。

8月3日(日)は大阪支部での昇段式がありますので、まだまだ気を抜かないよう引き締めてまいります。

継続は力なり

そして温故知新であります。

代表 池村

昇段式

7月21日(月)
Grupo Tempoさんの昇段式にMestre Decio、 Mestre Vagalume、 Professora Cantora、 長男Ryan君と日本支部の先生達で行ってまいりました。

Mestreが動くと日本支部の先生方、生徒達も一緒に動くので、総勢20名近くが参加しました。

大勢で押しかけてしまいましたが、Grupo Tempoさんの勢いのある昇段式は見物でした。

今年昇段された方、そしてGraduadoの赤帯を取得したGerreiroさん、本当におめでとうございます。

当団体日本支部は、今年で設立10周年でしたが、Mestreが滞在中に他団体の昇段式に参加したのは初めてで、私共としましても、とても良い経験をさせてもらいました。Muito Obrigado!!

2008/7/30 代表池村

20080504

路上ホーダat柏駅前

4/30水曜日、JR柏駅の路上でcapoeiraを行いました。



平日の夜ですが人通りも多く、足を止めて見てくださる方もかなりいましたね。
そんな中参加者も終始笑顔の絶えないrodaだったのでとても満足しています。



柏駅前ではこれまで三度ほど路上rodaを行いましたが、人通りの多い場所で行っても止められたことはありません。
ミュージシャンやダンサーなどのアーティストに対する理解が他の街よりもあるからだと思います。
いい街です、柏!!


ちなみに柏は私の地元でもあります。
愛着のあるこの街でもっともっとcapoeiraが広まるよう、今後も外に向けて情報を発信していきたいですね。






千葉支部長 tigre