20090605

支部長ブログVOL.15

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部 代表池村

イベントパフォーマンス

5月31日は横浜国際マリンエンターテインメントショー2009にてカポエイラのパフォーマンスをさせて頂きました。



昨年に引き続き、二度目になります。

御依頼頂き有り難うございました。

雨もギリギリ降らずに、沢山の人に足を止めて見て頂きました。これで少しでも認知度が上がればなによりでございます。

そもそもカポエイラとはパフォーマンスをする為に稽古はしておりません。ですが、日頃から行っている稽古をそのままやれば本当の意味でカポエイラを魅せることが出来ると当団体は考えております。

結果的にそのゲーム性の高さ、緊迫した空気や気迫が生で観た人にのみ伝わると思います。

アクロバット的な要素ももちろんあります。その部分を強調して見せる場合もありますが、それは日本で言えば空手などの『型』の演舞にあたると思います。

また、マクレレという棒を使ったダンスもあります。これは魅せる為に編成したり衣装を揃える等してエンターテインメントとして行う場合が多いです。

もちろん参加すれば踊りですから楽しいので、ステージで魅せなくても誰でも参加できる『ダンス』ですのでこれもカポエイラの魅力の一部だと思います。

武道などでは『心・技・体』とよく言いますが、『奏・歌・心・技・体』の五つが調和してカポエイラは成り立っています。

カポエイラにおいて、この五つの調和は簡単ではありません。皆で輪になり、奏・歌・心・技・体を個人技ではなく、全員で高めていく非常に珍しい心身鍛錬のブラジル発祥の武術であると思います。

見た事のない人や、知らない人の為に武術という言葉で仮に表していますが、カポエイラはカポエイラという一つの名称であり、日本人的に何に置き換えるとピンと来るかという事で、武道、武術、舞踊、格闘技などと言い表しているだけであって、言葉という概念は所詮言葉という事だと認識して頂きたいと思います。実際に見ていただければ分かります。

まだまだ日本ではマイナーと言わざるをえない訳ですが、こういった地道な活動が何年後かに帰ってくればと日々稽古し、発信していきたい次第であります。



"Vamos expandir o circulo da capoeira"
皆で広げようカポエイラの輪

20090601

支部長ブログ VOL.14

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部目黒道場主 渡部

実り



目黒道場の屋上ではプランター栽培の会「Amigo de Sol」が野菜を育てています。
種を蒔いたり、苗を買ってきたりしてみんなで植え付けました。
暖かくなってきてずいぶん大きくなり、最近ではぼちぼちと実をつけ始めました。

メストレ・デシオはよくカポエイラの成長を植物の成長に例えます。
種を蒔き、目が出て、枝が伸び、花が咲き、やがて実を結ぶ。
メストレ・デシオとSANURAI先生が蒔いたコハダン・ジ・コンタスの種はだいぶ大きく成長し、多くの実を結び、今も新しい芽が出続けています。

「しっかりと根を張った植物は簡単には倒れない。カポエイラも同じだ」
これもメストレ・デシオの言葉です。
立派に成長した上の部分を支えるだけの土台もしっかりしてないといけないです。
こちらの方が大事かもしれません。
風が吹いても雨が降っても余裕をもってゆったりと支えられる強さが大事です。

カポエイラにとっての土台とはカポエイラの歴史のつながりの中にいるかどうかだと理解しています。
「カポエイラはずっと受け継がれてきたものだから誰のものでもない。それを次の世代に受け継いでいくその流れの中にいなくてはいけない」
これも多くのメストレ達が言う言葉です。
カポエイラの歴史の流れの中にしっかりとつながっていることによって、何が起こっても些細なことだと受け流せるような強さが育っていくのだと思います。


今年の昇段式では僕がクラスを持ち始めてからの生徒たちの帯にも黄色が入り始めます。
確実に実ってきているのはとても嬉しいです。

このきゅうりもしっかりと実り、ちなみに先っぽ黄色です。

20090516

支部長ブログVOL.13

月毎に東京・千葉・神奈川支部長がカポエイラブログを書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

「繋がり」


程度の差はあれ、capoeiraを続けていると怪我に見舞われることがあります。
始めたばかりの時はよく足の裏が剥けました。
水がたまって皮が剥けて、、、新たな皮が出来上がるまではヒリヒリして痛いのなんの。。
この程度のものを怪我と呼んでしまうのなら、capoeiraをしている方達はほとんど経験があるのではないでしょうか。
私は(全くもって自慢になりませんが…)結構怪我の多い方だと思います。
小さなものから挙げれば突き指、足首捻挫、酷いものは膝の靭帯部分断裂や腰椎骨折、足の裏の肉をごっそり摘出なんてのもありました。
後遺症の酷い怪我がないのは不幸中の幸いです。

治療期間。
好きなことをやりたくても出来ないというのは本当に辛い。
しかしこんな時でもやれることがあるのはcapoeiraの良いところです。
楽器をさわる、歌を覚える、ポルトガル語を学ぶなどは勿論、稽古は出来ずともcapoeiraの仲間と顔を会わす、連絡を取るというのもcapoeiraの一つだと私は思います。

capoeiraは「繋がり」です。
ジョゴを通して相手と意思のやりとりをする。
そういうわかりやすい「繋がり」だけでなく、楽器のリズムに対しての手拍子や、歌い手のリードに対しての返しもまた「繋がり」のうちです。

共に稽古をしている仲間を大切にする。
良い時も悪い時も、バブル期も大恐慌も、そんな人と人との「繋がり」の連続が「繁栄」を呼び込みます。


最近のメールに頼り過ぎな時代の流れは気になるところですが、便利なツールも程々にして、capoeiraが生身の「繋がり」が得られる場になればいいなと願っています。

20090506

支部長ブログVOL.12

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表 池村

カポエイラ目黒道場
ゴールデンウィーク企画


ゴールデンウイークはカポエイラ目黒道場で朝から晩までカポエイラ漬けにしてみました。

3日
通常クラス
技クラス
ブラジル映画鑑賞会
4日
ポルトガル語会話講座
パンデイロ講習
ビリンバウ講習
子供と大人合同クラス
5日
ポルトガル語会話講座
ボイストレーニング
カポエイラ歌講座
アンゴーラ講座
通常クラス
6日
ポルトガル語会話講座
雨のため道場でホーダ

今回特別に来て頂いた講師の皆様、本当に有難うございました。

お蔭様で大盛況でした。

次は9月の連休に企画できればと思っております。


カポエイラは学ぶことが沢山あります。哲学、歴史、歌(ポルトガル語)、楽器(ビリンバウ、パンデイロ、アタバキ、アゴーゴ、ヘコヘコ)、カポエイラの基本等など。

本来カポエイラの先生が全て教えるものですが、あえてその道のプロの方々に来て頂きました。


それによって新しい角度から見つめることが出来る為のきっかけが出来てくれれば、今回は大成功と言うことになります。

私自身新しい思考が生まれました。

これを機に、新たな目線でより大きな抽象度が描けると良いと思います。

今後日本でカポエイラはどのような発展をしていくのか楽しみです。

という訳で、私のゴールデンウイークはあっという間に過ぎ去りました。

みなさんはいかがでしたか?


道場でポルトガル語


パンデイロの勉強


ボイストレーニング


歌の勉強


アンゴーラの勉強


道場でホーダ(雨だったので)


最後はしっかり掃除

お疲れ様でした。


代表池村

20090424

支部長ブログ VOL.11

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部目黒道場主 渡部

カポエイラにおける強さ

「カポエイラにおける強さとは常に冷静でいることだ」
これはメストレ・ブラジリア(名古屋の団体ヴァジアソンのメストレ)の言った言葉です。

カポエイラは格闘技でありながら試合における勝ち負けという制度を取っていません。
しかし、見ている人たちからは闘っているどちらが強いのかは分かります。
意図的な攻撃によって大けがに遭うこともよっぽどお互いがエキサイトした場合を除いてほとんどありません。
しかし、相手の圧力に押されて恐怖することは多々あります。

僕はカポエイラを始めて7年という歳月が過ぎ、最近では日本でのカポエイラにおいて怖いと思うことはほとんどなくなってきました。
逆に言うと、ほとんどのみんなと同じように怖かったということです。
初めてのバチザドでは上級者たちのあまりにも激しいジョゴに足元が震えました。
3年目くらいまでは昇段式で自分の順番が回ってきたときには心臓が口から飛び出しそうでした。
今に至るまでは一つ一つ恐怖を自分で認め、それに立ち向かい克服していくことの積み重ねでした。

もちろん今が最高だとは思っていません。
数年後には今回このようなことをブログに書いたことをかわいいと思うように必ず成長しているはずです。
この積み重ねが、この先、命が終わるまで続く人生でありたいと思っています。

さて、どうやって克服してきたかというと、恐怖している時の自分の姿勢をひたすら見つめてきただけです。
恐怖している時はどうしても相手に気が向いてしまって、自分に気をまわすことが難しいです。そんなときに無理矢理でも自分に気を向けるといろいろなものが見えてきます。
腰が落ちる、腰が浮く、肩が上がる、手足の指先に力が入るなどです。
すべて姿勢の乱れです。

まずはどんなときでも腰を安定させることを目指しました。
相手とジョゴをしている時もひたすら自分の腰を決めることだけ意識しました。
相手とジョゴをしているのに自分のことばかり考えるなんてと思われるかもしれませんが、腰が決まれば不思議と相手がよく見えるようになります。
同じように目を開いて同じ景色を見ているはずなのに違う見方ができるようになります。

僕にとって恐怖を乗り越えないといけない相手はまだまだいます。
いずれどんな状況においても「常に冷静でいる」自分に辿り着けるはずだと信じています。

20090415

レッスンレポート VOL.7

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第七弾は神奈川支部Luaさんです。


神奈川支部のLuaです。


みなさん個々に大切にされているモットーや処世術をお持ちですよね。
ではわたしもひとつ・・・


人生もカポエイラも「柳のごとし!」で~す。


周りに何を言われようと自分の心にブレがなければ生きていける。

カポエイラも「軸が肝心」ってサムライ先生がよく言っています。
体の軸、音の軸、ホーダの軸・・・

カポエイラをはじめてずいぶん経ちますが、
カポエリスタとしての軸はまだまだブレっぱなしで、課題も山積・・・。
でも人生はたぶんまだまだ長そうなので、
ゆっくりと自分のペースで柳のようにしなやかで強い人間・カポエリスタになりたいな~と思っています。

そして日々の練習では、「倒されないジンガ」を心がけています!


空前絶後のヘタレな私を見捨てないでくれた先生方、カポ友たち
にいつも感謝です。そしてこれからもどうぞよろしくお願いしま~す☆

支部長ブログ VOL.10

月毎に東京・千葉・神奈川支部長がカポエイラブログを書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

共育


昨年に引き続き千葉支部のAriranhaさん主催のイベント「Asante -Vol.5- ~THE SHOW WOULD GO ON~」に参加させて頂きました。

今回は小学5年生の男の子が二人、舞台デビューとなりました。
ガチガチに緊張してしまうかなと思っていたのですが、周りの大人達がとてもリラックスしていたので彼らも良い意味で解れていたようでした。
そして本番では、同じく周りの大人達の集中力を感じとって引き締まった心でカポエイラを披露。
リラックスと集中の切り替えが素晴らしかったです。

一人の男の子は当初、イベントに参加することを恥ずかしがり、また怖がっていました。
しかし全てが終わったあと彼は
「今日は49点。思った技が出せなかった。」
と反省していました。
これは未体験のものに恐怖を抱きながらも、逃げずに闘って感じた者の感想だと思います。
「次はもっと頑張る」
反省をして、次を見据える。
彼は確実に逞しく成長していました。


イベントのような日常とは違う稀な環境下においては特にですが、
子ども達は周りの大人達の空気を敏感に感じとり、自分の行動を決めます。
ならば子どもに物を言う前に先ずは自分を見つめ直さねばならない。
言葉よりも態度で示す。
難しい事ですが、指導者として、いち日本人として備えていきたいものです。

子ども達に教えていると、逆に気付かされたり、教わることが多々あります。
「教え、育てる」
と同じに、「教わり、育ててもらう」
「教育」とは一方通行ではないんですね。
私にとっては「共育」という表現の方がしっくりくるように思えます。



今回協力してくれた15人の生徒さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。
主催者のAriranhaさん、良い機会を与えてくれてありがとうございました。

皆さん、共に育っていきましょう!

20090405

支部長ブログ VOL.9

月毎に東京・千葉・神奈川支部長がカポエイラブログを書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

目標

みなさんは様々な目標を持っていると思います。
もう少し裾野を広げれば夢であったり憧れであったり。


夢を諦めるな!だとか何夢見ているの?などと周りに言われる事もよくあります。

もし言う側に立った時、簡単にあなたには無理!などと言わないようにして、きっと出来る、叶うと言えれば言われた相手にとってプラスになる。

なぜならその人の問題であって、周りが決め付けるものではないから。更には言ったことによって自身も良い影響を受けるはずです。

カポエイラに限らず、何かを稽古している皆さんは、普段の生活とは別の環境に身を投じている。それは皆それぞれ何か目標があるからでしょう。

ですから、その環境が目標に向かえる場所であり、周りも同じように目標を持っているわけなので、目先の事で決め付けず、広い視野で物事を捉えられれば、必ず良い方向へ向かうと思います。

私ももうすぐ30代の後半に差し掛かります。
20代の頃のような肉体的な無理をするよりも、目標をたてて今は何をするべきかと考えながら常に前進していければと稽古に励んでいます。

カポエイラの動きは、非日常的でありますが、Jogoと呼ばれるカポエイラ式の試合(一般的な勝ち負けを付ける試合ではない)では、結局は人と人が技を競い合うわけであります。そこは日常の人間関係で培ったものが露骨に出る場所だと思っています。Jogoでいつも楽しんでいる人は、日常でも同じように楽しんでいる場合が多いです。また、なかなかJogoで相手と噛み合わない場合、日常でも噛み合ってない場合があります。
これが全てではないので誤解しないで欲しいのですが、体調に左右される場合もありますし、季節や天候等も関わります。

今風に言えば、全てはリンクしています。ですからよく稽古中に言うのですが、カポエイラで培ったものは日常でも生きるし、もちろん日常で培ったものもカポエイラで生きるわけです。

良い目標があれば、それに向かって必然的に心も身体も動き出します。そこを周囲が理解し、皆でリンクしていけばきっと良い結果が生まれることでしょう。


よくジンガ(基本動作)を見ればその人の正確が分かる。等と冗談交じりで言いますが、あながち間違っていないのかもしれません。

Ate mes que vem.

20090327

レッスンレポート VOL.6

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第六弾は東京支部Levadoさんです。

「イチロー」

普段のレッスンレポートはレッスンやカポエイラを通して感じた事などを皆さん書いていますが今回はイチローを通して感じた事を書きます。

何故にイチロー?と思うかもしれませんが、理由は旬な男だからです。



皆さんもご存知のように先日のWBCで見事に日本は世界一になり2連覇を達成しました。
普段、野球に興味が無い人でも観ていた人は多いのではないでしょうか。
この大会で最も活躍した選手、MVPに選ばれたのは松坂でした。もちろん、松坂も活躍しました。しかし、世間でアンケートを取ってみると岩隈、ダルビッシュ、青木の方が多いです。ま、それだけ活躍した人が多いということでしょう。
では、最も印象に残っている選手は誰ですかと聞かれたら誰と答えますか。僕は迷わずイチローと答えます。

今大会のイチローは今までの実績とは違い不振に陥りました。しかし、結局は決勝打を放ちイチローで締めくくった感があります。正に本人も言うように良いトコ取りです。
イチロー中心のチームと言われていたので良くも悪くも注目され、イチローもその時の心境や状況を彼独特の言い回しや表現で答えていました。その中で色々な名言が生まれています。

前置きが長くなりましたがココからが本題です。

今回だけでなく今までにもイチローは数々の素晴らしい言葉を残しています。その言葉や考え方が野球だけでは無く、カポエイラや人生にも十分通ずるものがあります。
その中でコレは深いというのを紹介します。

『自分のできることをとことんやってきたという意識があるかないか。それを実践してきた自分がいること、継続できたこと、そこに誇りを持つべきだ』

初めの一歩は大変、勇気が必要。しかし、継続する事はもっと大変。それが出来ると言う事は素晴らしい事。「継続は力こぶ」、これは侍さんの言葉。
僕もカポエイラ始めてもうすぐ、8年目。誇って良い頃ですかね~。

『自分で無意識にやっていることをもっと意識しなければならない』

この言葉どこかで聞いた気しませんか?そうです、前のブログでMao de onca先生がいっていました「我身自操」の考え方そのものです(と思います)。スゴイですね~、Mao de onca先生は既にイチローの境地ですね。
意識の中の無意識が難しい。究極ですね。もっと、練習が必要です。
『今自分がやっていることが好きであるかどうか・・・・』

これって全ての事において言えますね。仕事について聞かれたら困るけど・・・・・。
みんなはカポエイラ好きですか? はい、僕は大好きです。これで十分ですね。


『進化する時ってカタチはあんまり変わらない。見えてないところが変わっている』奥が深いですね。
カポエイラで言うとこの微妙な筋肉の使い方でしょうか。
自分でも進化していると信じています。


『今自分にできること。頑張ればできそうな事。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない』

すぐにメストレに近づく事が出来るはずありません。でも、大きな目標ではあります。
そこに達するまでには沢山の時間と大きな努力が必要です。
昨日より今日、メストレに少し近づいているかも知れません。もしかしたら、離されているかも知れません。それは、メストレもまだ上に目標があるからかも。でも、みんなも着実に成長していると思います。小さなことをコツコツと。
コレ、自分自身に言ってます。


まだまだ、イチロー語録はたくさんありますがキリが無いのでこれくらいにしときます。

頭のどこかではわかっている事なのに結果を出している人が言うと重みが感じられます。
それを意識して実践しているかしていないかの違いです。
意識するって大事です。
一流のイチローが実践している言葉ですが、みなさんもカポエイラを通じて無意識にも実践できている部分があると思います。カポエイラは身体だけでは無く、心も鍛えられると言う事でしょうか。
『意識をすれば行動が変わる。行動が変わればカポエイラが変わる。カポエイラが変われば人生が変わる。』 コレもどっかで聞いたような名言に似てますね。僕が作りましたが。


結局のところ、イチローも凄いけどカポエイラも良い意味で人生を変える凄い奴。

恐るべし、カポエイラ!
これからもよろしく。

20090324

支部長ブログ VOL.8

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部目黒道場主 渡部

「我身自操」(がしんじそう)

「自分の身体を自分で操る?当たり前やないか~い!」

と思われるかもしれないですね。
しかししかし、この当たり前に思えることがとてつもなく難しいのは、カポエイラをしてるみなさんなら誰もが感じたことがあるのではないでしょうか?

見ている者たちの時間を一瞬止めてしまうカポエイラの華麗な技。



「えーっ!どうなってんのー!!」
「あんな技ができるようになりたーい!」

練習してすぐにできてしまう人も中にはいるんですが・・・。悔しい・・・。
多くの人が自分の身体がなかなか思ったように動いてくれないことにショックを受けてしまう。かなしい・・・。

こういった時なら誰もが自分の身体を自分で操っていることを実感しているでしょう。
けど、これだけのことを言うためにわざわざ書いてるわけじゃあないんです。

「我身自操」
これをどれだけ日々の生活で意識しているのか。

何気ない日常動作。
ご飯を食べたり、歯を磨いたり、駅で電車を待っていたり・・・・etc。

こんな時にも自分の身体の隅々まで意識を行き届かせることが大事なんだと思います。
カポエイラのレッスンに行ったとしても2時間。
それ以外の生活時間ではほとんど身体の使い方を意識していないではあまりにももったいない。
カポエイラのレッスン時間内でもずっと身体を意識しているわけではないとなったら・・・。

「そんなに常日頃から自分の身体の使い方を意識していたら精神的に疲れる」
なんて意見も出てくるかもしれません。
けど、逆に起きている時間に無意識なんてものは存在しないと思うんです。
無意識という言葉もよく使ってしまうんですけどね・・・。
意識が強いか弱いかなんだと思います。
無意識とは意識が極端に弱い状態なんです。
以前講演を聴きに行ったヨガの先生も言ってました。
「言葉に無をつけたらその時点で「無」なんです。どんな数字も0(ZERO)をかけると0になるように」

高い意識で行っていることも慣れると低い意識で行うことができる。
日常生活での何気ない動作も少し高い意識で行う習慣をつけるとやがて低い意識でできるようになる。
自転車なんてそうですね。
あんだけ努力して乗れるようになったことを今ではすっかり忘れてしまっている。

立ったり、座ったり、下の物を拾ったり。
少し高い意識で行うように心がけて、それが低い意識で行えるようなったとき。
そのときは少し、いや限りなくカポエイラの華麗な技に近付いている瞬間になっているはずです。

20090323

レッスンレポート VOL.5

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第五弾は東京支部Veija-florさんです。


カポエイラをはじめてもうすぐ3年です。


私がカポエイラを知ったのは、友達がやっていたからなのですが

その友達はなにやらカラフルなパンツをはいて、部屋でジャンベを

たたきまくっていたので、それがカポエイラなのかなんなのか

いまいちよくわかりませんでした。




それから数日後、公園でカポエイラをしている人達を見かけました。

実際にやっているのを見たのは初めてだったのですが、

とにかく魅了されてしまって、終わるまでずーっと見てしまいました。



男の人も、女の人も、人種も様々で、歌ったり、楽器をひいたり、

なんだか楽しそう!やってみたーい!

と、わくわくしたの覚えています。



そして自分もはじめてみたら見ているよりもっと楽しかった!



まだまだ覚えることが沢山ありますが

ちょっとずつでも出来るようになっていくのが嬉しいです。

これからも自分のペースで長く続けていけたらいいなと思います。

Veija-flor

ブラジル渡航レポート VOL.6

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。東京支部、Ventaniaさんです!

地球の反対側のその国

日本から飛行機で乗り継ぎを合わせて30時間ほどでブラジルのリオデジャネイロに到着します。途中の乗り継ぎ地の空港職員さんに「リオはとても危険だぞ」と脅されましたが、日本のほぼ真裏にあるそこはとても違うようでいて実は同じだったりと、とても不思議で刺激的な国でした。

【第一印象】
朝に空港に着いたのですが、天気が良く太陽が明るくすごく気持ちが良かったと記憶しています。空気は少し埃っぽく感じましたがすぐに慣れました。見るものすべてが日本のそれとは違って見えてとても感動しましたが、ただそれと同時に言葉も全く分からないのでとても怖くも感じていました。そして私は人見知りをするので、それも手伝って最初は現地の方々と挨拶すらも笑顔で出来なくて苦労しました。今思うのは、多くの方々が本当にとてもいい方なので話せなくても笑顔で挨拶をし、それだけでコミュニケーションになるので心をなるべく早く開いてみた方がいいと思いました。

【違うと感じたこと】
初めは言うまでもなく言葉!です。
当然ですが会話は全てポルトガル語です。ということで慣れたころには日本人同士でいても現地の方がそばにいるときはポルトガル語で話せる範囲で話すように心掛けました。もちろん気持ちが伝えられないのでストレスが少し溜まりますが、そのうちに慣れました。私は言葉が全く分かりませんでしたが、なるべくメストレやメストレご一家、現地の方や先生、先輩のそばにいて会話を聞いているようにしていました。会話にはついていけませんが空気を感じるようにしていました。喧嘩をしているように会話をするので始めは少し怖かったのですが、そうではないようです。しかし分からないからといってボーっとしすぎ空気になっていると逆にそれを察知され心配されるので気をつけましょう。
2つめは体です。

 まず足の長さからいって違います。皆さん激しく長いので蹴りはすごく遠くからでも届きます。カポエイラをする時は相手を必ずよく見ましょう。しかしこれは日本でも同じなのですが・・・。体のバネもかなりありますし足の骨や力も恐らく強いです。これは道の舗装があまり整っていないので毎日歩くことだけで相当鍛えられていることも関係あるのではないかと私は思っています。私は道を歩くだけでもすごく疲れました。しかしそれに気がついたのは日本で舗装された道を歩いた時でしたが・・・。
そして、3つめは危機意識です。
 お国柄でしょうが、現地の人は日本よりも治安がよくないこともあって日本人よりも危険察知能力が高いように感じました。初めの一歩?が速いように感じます。それはカポエイラにも共通しているので蹴りや入りなどもとても速く力強く、身体能力も高いのでアクロバット率も高かったです。なのでそれらすべてが私にとりとても素敵で魅力的に感じました。そしてますます憧れを感じブラジルが好きになりました。ただ、やはり外出をするときは必ず慣れた現地の人と行動しその人の言うことをきちんと聞くことが大切でしょう。
ブラジルはラテンの国なのでとても開放的な国で日本とは100%感覚が違うものと思っていたのですが、実際はそうでもないのかなとも思いました。というのは私が滞在した時、白いカポパンを着て正式なホーダに参加する時、女性は下着は小さいものは厳禁でカポパンから透けるような柄物もあまり好ましくないと言われました。日本では、はしたない、恥ずかしいからという感覚かと思いますが、ブラジルではそれよりも男性がそれを見て、そのパートナーや奥さんが嫉妬するから、というシンプルかつなんともラテンな理由を説明されました。結果的には同じことだったので日本人としては少し安心しました。
話がずれましたが、あともうひとつ忘れてはならないもの、虫です。
蚊はかなり強敵でした。10月はそうでもなかったのですが12月はかなり刺されました。人にもよるかと思いますが、虫よけスプレーして虫よけを置いておこうが蚊がお構いなく刺していきます。あまりに刺されたのでそういった病気になったらと思いましたが、平気でした。神様に感謝です。またゴキブリは日本のそれに比べかなりスピードがのろいです。私はこんな同時にそれらをみたことないっていうくらい見て卒倒しそうになりましたが、あまり動かないのでなんとかせずに済みました。これも神様のおかげかもしれません。
そして神様といえば、日本と明らかに違うものが宗教です。
宗教のことは詳しくないのですが、ブラジルはカトリック圏で多くの人がその信者のようです。教会には週に1度は行く様子で私達も一緒に行くことができました。カトリックにも色々種類があるようで私は今回3か所の教会に行きましたが、そのどれも個性があり教会といっても場所によって様々でとても面白く私はとても好きでした。ただ共通しているのは喜びや悲しみや感謝の気持ちなどを神と共有することでより自分や家族の幸せを倍増させることが出来、そしてネガティブな考えに襲われた時は、神様と会話することによって神様が悩み解決の手助けをしてくれる、ということ。通う人々のたいていが赤ちゃんの頃から教会に通っているようなので地域にすごく根付いているようです。またメストレのお兄さまの教会ではプロフェッソール・ショコラッチがホーダやレッスンを行っており、それにも数度参加することができました。私は初めてその教会のミサに行った時、それがとてもカポエイラに似ているように感じました。歌、楽器、それに合わせて表現するムーブメントなどなど。そして小さい頃からそれに当然のように触れられるブラジルの文化の質の高さ、素晴らしさを感じました。信仰心による精神的な強さ、人間性の大きさ、ブラジル人の多くがとても親切なのはそこから来ることなのかもしれないと感じました。
 



【帰国して】
私が今回滞在して本当に感じたことは、やはりカポエイラは素晴らしいということ、そしてコハダン・ジ・コンタスは一つの家族なのだということです。そしてそれらに出会えたことに感謝しました。またあちらからすれば、こちらが裏なわけでお互いにとても遠い国ですがそれぞれの良いところを尊重し、尊重しつつも日本人のいい部分やその心は忘れないようにと思いました。また先生方はあちらに行ってもやはり先生で私は普段からとても素晴らしい方々にご指導していただけてることを再認識し、それに感謝しました。しかし、こういったことを感じられたのもメストレやメストレご一家、一緒に御同行させて頂いた諸先生先輩方に色々と教えて頂けたおかげです。足りない部分を手助け頂いた皆様と、こういったチャンスに恵まれ今に至れることに感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身は多くの課題があるので今後も向上できるように自分なりにですが努力をしていきたいと思います。そしてもし次回行く機会が持てればよりよい状態で過ごせるよう、心身ともに成長させながら過ごしていきたいと思います。

        東京支部 Ventania

支部長ブログ VOL.7

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

神奈川支部代表 中嶋

帰郷

4月7日から27日まで、ブラジルの本部へ行って参ります。



私が初めてブラジル本部へ行ったのは、カポエイラを始めて半年経った時でした。
当時まだ帯もなく、型の名前と動きが一致していない状態で、ポルトガル語もまったく話せず、
館長にもお会いした事がありませんでした。

そんな私を館長をはじめ、本部のみんなは受け入れ、指導して下さいました。

カポエイラについてほぼ真っ白の状態でブラジルへ行かせて頂いた為、
当時の私にブラジルのカポエイラが強烈に焼きつき、
今も鮮明にあの頃の自分を思い出すことができます。



原点に帰ることで、いろいろな事に気づくことができます。
変わった自分。
変わらずにいる自分。

気づくと、また先に一歩踏み出す事ができます。


約3週間と短い期間ですが、帰郷を楽しんで来ます。



神奈川支部代表 中嶋

20090316

イベント出演


イベントに等団体が参加する事になりました。


以下イベント案内


WORLD JOURNEY FESTA'09 


旅祭
日時 6月7日(日) 10:00-20:00
場所 お台場野外特設会場 青梅SEASIDE COATにて開催
入場料 前売 4,000円(旅祭オフィシャルグッズ付)/当日4,500円

ライブ・トーク・パフォーマンス等盛りだくさんなイベントです。

カポエイラのパフォーマンス、ワークショップの時間帯は未定

決まり次第お知らせします。

たくさんのアーティストが参加し、この場にご一緒できる事を嬉しく思います。

天気が良ければきっと良いイベントになる事でしょう。

皆様のお越しをお待ちしております。


代表池村

20090314

支部長ブログ VOL.6

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

○言語


ブラジルはポルトガル語が公用語。
カポエイラでは当然ポルトガル語で歌います。
館長とも当然ポルトガル語で話をします。

ですがこの「当然」が難しい。
カポエイラを始め、ポルトガル語に携わること十数年。
しかしその年数を口にするのが恥ずかしくなるくらい、ポルトガル語が身に付いているとは言い難い状態です。


新しい言語を身につける場合、勉強する期間の長さよりもその濃さが重要です。
24時間のうち、どれだけその言語に浸っていられるか。
いたずらに長々と時間をかけるよりよっぽど早い習得法です。

なので言語習得には留学するのが一番。
しかし今の私にそれは叶わず。
長い年月をかけて少しずつ勉強していくしかありません。
その歩みの遅さに歯痒くなることもしょっちゅうですが、、、忍耐ですね。


また、他言語を学ぶなかで自国語の難しさを知ることもしばしば。
館長来日時に通訳をしていますが、その度日本語のチョイスに悩みます。
100点満点の訳というものが存在せず、さらに瞬間的な閃きを必要とするだけに自国語のボキャブラリーも要するのです。


そして言葉が伝わるかどうかは、聞き手側がその意味を受けとめるまでの過程も大いに関わってきます。
館長が口にした言葉でも、私というフィルターを通してしまうとその本質は既に失われています。
聞き手側がその言葉を発した人に向けてアンテナを開こうと努力をしないと、その言葉の持つ力はかなり弱ってしまうのです。

しかし自分のアンテナでやっとこさ受信した言葉は、たとえ言われてからかなりの時間が経過していようともその本質を失わず、強い力を維持し続けます。
「あの時親父はこれを伝えたかったのか、、、」なんてのもこれに当てはまるんだと思います。

そういった意味でも館長の表現方法や言葉を発する間合いは天才的だなぁとしばしば感じます。


いつも生徒さん達に言葉の勉強を勧めているのはそういう意味も含めての事です。
自分のアンテナで館長の言葉を受けとめてもらいたい。
心にグッとくる館長のストレートな表現。
勉強した者だけが味わえるご褒美ですよ~。


カポエイラを学ぶ。
ポルトガル語を学ぶ。
そこから気づくニッポンのこと。
人として大切なこと。

事を突き詰めていくとジャンルを超えた色んな事と繋がって、
自分の視界がみるみる広がっていきます。
私はカポエイラを通じてそれを感じています。



千葉支部代表 中村