20090323

レッスンレポート VOL.5

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第五弾は東京支部Veija-florさんです。


カポエイラをはじめてもうすぐ3年です。


私がカポエイラを知ったのは、友達がやっていたからなのですが

その友達はなにやらカラフルなパンツをはいて、部屋でジャンベを

たたきまくっていたので、それがカポエイラなのかなんなのか

いまいちよくわかりませんでした。




それから数日後、公園でカポエイラをしている人達を見かけました。

実際にやっているのを見たのは初めてだったのですが、

とにかく魅了されてしまって、終わるまでずーっと見てしまいました。



男の人も、女の人も、人種も様々で、歌ったり、楽器をひいたり、

なんだか楽しそう!やってみたーい!

と、わくわくしたの覚えています。



そして自分もはじめてみたら見ているよりもっと楽しかった!



まだまだ覚えることが沢山ありますが

ちょっとずつでも出来るようになっていくのが嬉しいです。

これからも自分のペースで長く続けていけたらいいなと思います。

Veija-flor

ブラジル渡航レポート VOL.6

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。東京支部、Ventaniaさんです!

地球の反対側のその国

日本から飛行機で乗り継ぎを合わせて30時間ほどでブラジルのリオデジャネイロに到着します。途中の乗り継ぎ地の空港職員さんに「リオはとても危険だぞ」と脅されましたが、日本のほぼ真裏にあるそこはとても違うようでいて実は同じだったりと、とても不思議で刺激的な国でした。

【第一印象】
朝に空港に着いたのですが、天気が良く太陽が明るくすごく気持ちが良かったと記憶しています。空気は少し埃っぽく感じましたがすぐに慣れました。見るものすべてが日本のそれとは違って見えてとても感動しましたが、ただそれと同時に言葉も全く分からないのでとても怖くも感じていました。そして私は人見知りをするので、それも手伝って最初は現地の方々と挨拶すらも笑顔で出来なくて苦労しました。今思うのは、多くの方々が本当にとてもいい方なので話せなくても笑顔で挨拶をし、それだけでコミュニケーションになるので心をなるべく早く開いてみた方がいいと思いました。

【違うと感じたこと】
初めは言うまでもなく言葉!です。
当然ですが会話は全てポルトガル語です。ということで慣れたころには日本人同士でいても現地の方がそばにいるときはポルトガル語で話せる範囲で話すように心掛けました。もちろん気持ちが伝えられないのでストレスが少し溜まりますが、そのうちに慣れました。私は言葉が全く分かりませんでしたが、なるべくメストレやメストレご一家、現地の方や先生、先輩のそばにいて会話を聞いているようにしていました。会話にはついていけませんが空気を感じるようにしていました。喧嘩をしているように会話をするので始めは少し怖かったのですが、そうではないようです。しかし分からないからといってボーっとしすぎ空気になっていると逆にそれを察知され心配されるので気をつけましょう。
2つめは体です。

 まず足の長さからいって違います。皆さん激しく長いので蹴りはすごく遠くからでも届きます。カポエイラをする時は相手を必ずよく見ましょう。しかしこれは日本でも同じなのですが・・・。体のバネもかなりありますし足の骨や力も恐らく強いです。これは道の舗装があまり整っていないので毎日歩くことだけで相当鍛えられていることも関係あるのではないかと私は思っています。私は道を歩くだけでもすごく疲れました。しかしそれに気がついたのは日本で舗装された道を歩いた時でしたが・・・。
そして、3つめは危機意識です。
 お国柄でしょうが、現地の人は日本よりも治安がよくないこともあって日本人よりも危険察知能力が高いように感じました。初めの一歩?が速いように感じます。それはカポエイラにも共通しているので蹴りや入りなどもとても速く力強く、身体能力も高いのでアクロバット率も高かったです。なのでそれらすべてが私にとりとても素敵で魅力的に感じました。そしてますます憧れを感じブラジルが好きになりました。ただ、やはり外出をするときは必ず慣れた現地の人と行動しその人の言うことをきちんと聞くことが大切でしょう。
ブラジルはラテンの国なのでとても開放的な国で日本とは100%感覚が違うものと思っていたのですが、実際はそうでもないのかなとも思いました。というのは私が滞在した時、白いカポパンを着て正式なホーダに参加する時、女性は下着は小さいものは厳禁でカポパンから透けるような柄物もあまり好ましくないと言われました。日本では、はしたない、恥ずかしいからという感覚かと思いますが、ブラジルではそれよりも男性がそれを見て、そのパートナーや奥さんが嫉妬するから、というシンプルかつなんともラテンな理由を説明されました。結果的には同じことだったので日本人としては少し安心しました。
話がずれましたが、あともうひとつ忘れてはならないもの、虫です。
蚊はかなり強敵でした。10月はそうでもなかったのですが12月はかなり刺されました。人にもよるかと思いますが、虫よけスプレーして虫よけを置いておこうが蚊がお構いなく刺していきます。あまりに刺されたのでそういった病気になったらと思いましたが、平気でした。神様に感謝です。またゴキブリは日本のそれに比べかなりスピードがのろいです。私はこんな同時にそれらをみたことないっていうくらい見て卒倒しそうになりましたが、あまり動かないのでなんとかせずに済みました。これも神様のおかげかもしれません。
そして神様といえば、日本と明らかに違うものが宗教です。
宗教のことは詳しくないのですが、ブラジルはカトリック圏で多くの人がその信者のようです。教会には週に1度は行く様子で私達も一緒に行くことができました。カトリックにも色々種類があるようで私は今回3か所の教会に行きましたが、そのどれも個性があり教会といっても場所によって様々でとても面白く私はとても好きでした。ただ共通しているのは喜びや悲しみや感謝の気持ちなどを神と共有することでより自分や家族の幸せを倍増させることが出来、そしてネガティブな考えに襲われた時は、神様と会話することによって神様が悩み解決の手助けをしてくれる、ということ。通う人々のたいていが赤ちゃんの頃から教会に通っているようなので地域にすごく根付いているようです。またメストレのお兄さまの教会ではプロフェッソール・ショコラッチがホーダやレッスンを行っており、それにも数度参加することができました。私は初めてその教会のミサに行った時、それがとてもカポエイラに似ているように感じました。歌、楽器、それに合わせて表現するムーブメントなどなど。そして小さい頃からそれに当然のように触れられるブラジルの文化の質の高さ、素晴らしさを感じました。信仰心による精神的な強さ、人間性の大きさ、ブラジル人の多くがとても親切なのはそこから来ることなのかもしれないと感じました。
 



【帰国して】
私が今回滞在して本当に感じたことは、やはりカポエイラは素晴らしいということ、そしてコハダン・ジ・コンタスは一つの家族なのだということです。そしてそれらに出会えたことに感謝しました。またあちらからすれば、こちらが裏なわけでお互いにとても遠い国ですがそれぞれの良いところを尊重し、尊重しつつも日本人のいい部分やその心は忘れないようにと思いました。また先生方はあちらに行ってもやはり先生で私は普段からとても素晴らしい方々にご指導していただけてることを再認識し、それに感謝しました。しかし、こういったことを感じられたのもメストレやメストレご一家、一緒に御同行させて頂いた諸先生先輩方に色々と教えて頂けたおかげです。足りない部分を手助け頂いた皆様と、こういったチャンスに恵まれ今に至れることに感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身は多くの課題があるので今後も向上できるように自分なりにですが努力をしていきたいと思います。そしてもし次回行く機会が持てればよりよい状態で過ごせるよう、心身ともに成長させながら過ごしていきたいと思います。

        東京支部 Ventania

支部長ブログ VOL.7

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

神奈川支部代表 中嶋

帰郷

4月7日から27日まで、ブラジルの本部へ行って参ります。



私が初めてブラジル本部へ行ったのは、カポエイラを始めて半年経った時でした。
当時まだ帯もなく、型の名前と動きが一致していない状態で、ポルトガル語もまったく話せず、
館長にもお会いした事がありませんでした。

そんな私を館長をはじめ、本部のみんなは受け入れ、指導して下さいました。

カポエイラについてほぼ真っ白の状態でブラジルへ行かせて頂いた為、
当時の私にブラジルのカポエイラが強烈に焼きつき、
今も鮮明にあの頃の自分を思い出すことができます。



原点に帰ることで、いろいろな事に気づくことができます。
変わった自分。
変わらずにいる自分。

気づくと、また先に一歩踏み出す事ができます。


約3週間と短い期間ですが、帰郷を楽しんで来ます。



神奈川支部代表 中嶋

20090316

イベント出演


イベントに等団体が参加する事になりました。


以下イベント案内


WORLD JOURNEY FESTA'09 


旅祭
日時 6月7日(日) 10:00-20:00
場所 お台場野外特設会場 青梅SEASIDE COATにて開催
入場料 前売 4,000円(旅祭オフィシャルグッズ付)/当日4,500円

ライブ・トーク・パフォーマンス等盛りだくさんなイベントです。

カポエイラのパフォーマンス、ワークショップの時間帯は未定

決まり次第お知らせします。

たくさんのアーティストが参加し、この場にご一緒できる事を嬉しく思います。

天気が良ければきっと良いイベントになる事でしょう。

皆様のお越しをお待ちしております。


代表池村

20090314

支部長ブログ VOL.6

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

○言語


ブラジルはポルトガル語が公用語。
カポエイラでは当然ポルトガル語で歌います。
館長とも当然ポルトガル語で話をします。

ですがこの「当然」が難しい。
カポエイラを始め、ポルトガル語に携わること十数年。
しかしその年数を口にするのが恥ずかしくなるくらい、ポルトガル語が身に付いているとは言い難い状態です。


新しい言語を身につける場合、勉強する期間の長さよりもその濃さが重要です。
24時間のうち、どれだけその言語に浸っていられるか。
いたずらに長々と時間をかけるよりよっぽど早い習得法です。

なので言語習得には留学するのが一番。
しかし今の私にそれは叶わず。
長い年月をかけて少しずつ勉強していくしかありません。
その歩みの遅さに歯痒くなることもしょっちゅうですが、、、忍耐ですね。


また、他言語を学ぶなかで自国語の難しさを知ることもしばしば。
館長来日時に通訳をしていますが、その度日本語のチョイスに悩みます。
100点満点の訳というものが存在せず、さらに瞬間的な閃きを必要とするだけに自国語のボキャブラリーも要するのです。


そして言葉が伝わるかどうかは、聞き手側がその意味を受けとめるまでの過程も大いに関わってきます。
館長が口にした言葉でも、私というフィルターを通してしまうとその本質は既に失われています。
聞き手側がその言葉を発した人に向けてアンテナを開こうと努力をしないと、その言葉の持つ力はかなり弱ってしまうのです。

しかし自分のアンテナでやっとこさ受信した言葉は、たとえ言われてからかなりの時間が経過していようともその本質を失わず、強い力を維持し続けます。
「あの時親父はこれを伝えたかったのか、、、」なんてのもこれに当てはまるんだと思います。

そういった意味でも館長の表現方法や言葉を発する間合いは天才的だなぁとしばしば感じます。


いつも生徒さん達に言葉の勉強を勧めているのはそういう意味も含めての事です。
自分のアンテナで館長の言葉を受けとめてもらいたい。
心にグッとくる館長のストレートな表現。
勉強した者だけが味わえるご褒美ですよ~。


カポエイラを学ぶ。
ポルトガル語を学ぶ。
そこから気づくニッポンのこと。
人として大切なこと。

事を突き詰めていくとジャンルを超えた色んな事と繋がって、
自分の視界がみるみる広がっていきます。
私はカポエイラを通じてそれを感じています。



千葉支部代表 中村

20090309

ブラジル渡航レポート VOL.5

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。東京支部、Cascudoさんです!



自分は、今回、10月15日〜12月30日の間ブラジルに滞在していました。
途中、パラナの2つの支部のバチザドの為にパラナにも行きました。
上記の経験で見たこと、感じたことをレポートとして書かせていただきます。


・到着時の衝撃
4年前と比べて道の舗装率が高くなっていました。
雨が降っても道がドロドロになることもなく歩きやすくなってます。



4年前はここは舗装されていませんでした。坂が急なので舗装されても昇り降りは大変です。


・悲しいお知らせ
でっかいシャワーでおなじみのBAR da GLORIAは今は殆ど開いていません。
シャワーも外されています。
手前にある屋台で中心部でカショーホケンチを売っているそうです。




・メストレ家の水道
ガレージの下に水道水を汲み上げる場所がありポンプで我々が滞在する部屋の上にあるタンクに汲み上げます。
自動ではないので使いすぎると空になることあります。
空になるとポンプの電源を入れて給水をします。
電源の入れ方がまたワイルドで電源のコードを電線のむき出しの部分に引っ掛けて入れます。
アカデミーアは別のタンクを使用しているので空になることも多く、トイレの洗浄装置が壊れてるので汚物がたまる事が多いです。

アカデミーアの水の機械は水道水を使用しているので飲むのはおすすめ出来ません。

飲料水は昔は浄水器を通した水でしたが、今は給水機で使う大きなミネラルウォーターのボトルをを購入しています。
空になると、電話をして水を購入するため、すぐには水は来ないのでペットボトルで水をキープしておくのが吉です




プロフェッソール・ショコラッチが汲み上げポンプを交換中、ポンプがサビサビです。


・バチザドの準備
バチザドの一週間前くらいから帯の準備をします。
帯の元となるロープから適当な長さで切り出し、端を結びます。
その後、染めるわけですが、鍋の水をグラグラと煮立ててその中に染料を投入後、帯を投入します。



その後、水洗いして絞って3日間ほど干します。
乾いたら完成です。




・バチザド
今回の渡航ではコハダンジコンタスのイタグアイの本部、パラナのグワイーラ、フォズドイグアススゥ、マンガラチーバのプロフェッソール・ピラータ(実際にはイタグアイ)のバチザドに参加してきました。簡単に写真だけですいません。
イタグアイのバチザドの様子。シアターの舞台で行われました。

手前味噌ですいませんが、自分も無事に昇段する事ができました。

グワイーラのバチザドの様子
ここも、シアターの舞台です。照明が下手で全体的に暗かったです。

代表のプロフェッソール・ジェズイスとその娘ジュリア。


フォズドイグアススゥのバチザドの様子
壁の無い体育館みたいなところで行われました。

プロフェッソール・クワチーとプロフェッソール・チッカウン


マンガラチーバのプロフェッソール・ピラータのバチザド
学校のバスケットコートです。

プロフェッソール・ピラータとご存知プロフェッソール・チグリ


・アカデミーア
床はタイルで、壁に鏡があります。
タイルは、マクレレで床を叩いたりした影響だと思われますが所々穴が開いたりしていましたが、その穴で足の裏を負傷する人も出たので、現在はコンクリートで補修されています。
人数が多いと湿気ですべりやすくなるときもあります。
掃除はたまーに有志が大掃除で水洗いするだけです。(自分がいる間でも2回しか掃除してません、たまに練習後にメストレが日本は毎回掃除しているぞと説教してました)


現在修理中

こんなかんじで豪快にセメントを作って修理してました
筋トレ設備とともに練習時間以外にも使用できるのでどっぷりカポエイラ生活に浸れます。


・筋トレ
アカデミーアにベンチとバーベル、ダンベルとウエィトの設備があるので筋トレはできます。
基本的に毎日、アカデミーアで筋トレをしている人はいないのである程度筋トレの基礎を勉強してからいった方がいいです。


こんな体目指して頑張りましょう!!


・練習
週間スケジュールは以下のとおり
月曜日:夜に通常練習+ホーダ
火曜日:夜に上級者練習
水曜日:夕方に子供練習+ホーダ(教会でプロフェッソール・ショコラッチのホーダの場合もあり)
木曜日:夜に上級者練習+ホーダ
金曜日:夜に通常練習+ホーダ
土曜日:午前中に通常練習+ホーダ
日曜日:午前中に離れた施設でメストレ・ヴァガルーミのホーダ

不定期で午前中にメストレの練習、プロフェッソール・ショコラッチの練習がありました


土日のホーダの後は、アカデミーアで子供達が練習することが多かったです。


・ホーダダフルッタ
年末の最後のアカデミーアのホーダでホーダダフルッタというのをやります。
ホーダの後に持ち寄ったフルーツを食べ、プレゼント交換を行います。
事前にくじを引きその人へのプレゼントを用意しておいて、順々にプレゼントを渡していきます。
このイベントが終わると通常の練習はなくなります。
年末に行く人はこの事を踏まえておいたほうがいいです。


・ナタウ(クリスマス)
日本の年越しのイメージに近いです。
24日の夜くらいから人が集まって、25日の0時になったら飲んだり食べたりします。明け方にいったん休みますがそれ以降も続きます。
今回は、25日の夜に教会に行きました。


クリスマス料理たち、豚のローストとハバナーダ(フレンチトースト)は絶品です。
スイーツ達はとことん甘いです。


・まとめ
今回の滞在で個人的に感じた事 前半は怪我のせいであまりカポエイラが出来なかったけど、後半はメストレの復帰の時期が重なった為にがっつり練習が出来ました。
やはり、カポエイラをする為に来ているので練習してこそいる意味があると思います。
さらに、イタグアイ、グァイーラ、フォズドイグアススゥのバチザド、ホーダを体験する事が出来、現在のコハダンジコンタスの状況を身をもって知ることができました。
残念なことに、4年前に主力だったメンバーが大人になり仕事などの事情で参加率が落ちたり、カポエイラから離れたりする人がいて寂しい限りですが、代わりに
子供の中に時代を担う人材が現れてきています。
次回の渡航はいつになるかわかりませんが次回の渡航で成長した姿を見るのが楽しみです。

20090304

レッスンレポートVol.4

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第四弾は東京支部Indioさんです。

Indioと申します。
カポエイラ歴もうすぐ4年です。
7回の転職歴のある飽き性のぼくが、ひとつのことをこれだけ長く続けているのはまさに奇跡!
それだけカポエイラには魅力があるということでしょうか。

カポエイラを知ったのは小学生の頃。
餓狼伝説という格闘ゲームで摩訶不思議な動きをするキャラクターに惹かれました。
ブラジルの音楽や楽器はトライバルメタルバンドのセパルトゥラを通して親しみました。
ビリンバウ、アタバキが炸裂するROOTSは今でもぼくのアンセムです。
そしてついに4年前、メキシコを旅行した時に夕日輝くカルメンの砂浜でリアルカポエイラを目撃!
サルサを習いに行ったのにカポエイラの強烈な印象にまみれて帰国、そのまま興奮冷め切らぬままコハダン・ジ・コンタスの門を叩きました。

カポエイラは全然飽きないです!
ぼくのような若輩者が言うのもおこがましいですが、1回のレッスン、1回のjogoから享受できるものは、本当にたくさんあります。
20代後半にはだんだんと中年のオーラが漂い始めますが、カポエイラをすることによって、心も体もますます成長できていると自負しています。
加えて、仲間からも“生き物”としての凄さを毎回感じることができて、とても感慨深いです。人間も動物の仲間なんだなあと。

小児麻痺の恐れがあって運動神経が人一倍鈍い、
成人しても月イチで体調を崩す病弱さ、
そんな自分がカポエイラできるのも本当にありがたいことで、無宗教のぼくでも神の存在を感じずにはいられません。
何が言いたいか分からなくなってきましたが、然るに口下手なぼくはカポエイラの魅力をうまく言葉にできません。
うまく言葉にはできないけれども、その魅力を感じて日々稽古に励んでいる自分がいることも確かです。
これからもずっと続けていきたいと強く思っています。

20090302

支部長ブログ VOL.5

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

異文化交流

日本には武道が沢山ある。
そして世界に伝わった武道で思い付くのは、柔道や合気道、空手道、居合や剣道もでしょうか。

もし私が空手家で、海外に住んでいたとすると、その国の空手道場を訪ねるはずです。仮に言葉がままならなくても、空手は同じはずです。きっとすぐに馴染めるでしょう。

カポエイラも同じだと思います。ブラジルから世界各国へ広がっていき、地球の真裏までたどり着いたわけです。もともと移民も多かったので必然だったのかも知れませんが、今ではここ日本でもカポエイラの教室は沢山あります。



アメリカやイギリス、フランス、カナダ、アフリカ、スウェーデン、チリ、メキシコ、フィンランド、、、
今まで教室を訪ねて来てくれた人達の国籍の一部です。

言葉が通じない時もあります。ですが、カポエイラを知っていれば通じます。
何か共通の文化があればそれだけで通じ合えるので、国籍は関係ないのだなぁといつも思います。






日本人ですから武道の一つも出来るべきなのですが、なぜだかカポエイラの道に足を踏み入れてしまいました。ですが今ではカポエイラ道として捉え、日本人としてしっかりとこの文化を理解し、広めていけたらと日々稽古に励んでいます。

日本人がブラジル文化を広め、ブラジル以外の国籍の人達と交流出来るのは素晴らしい事だと思います。
日本の武道も海外できっと同じような事が起こっていることでしょう。



ブラジルの話しになりますが、折り紙が子供達に人気でした。これも言葉ではないところで交流が出来ます。
テレビゲームやアニメも日本の物が人気でしたが、皆外で元気に遊んでいる時間の方が遥かに長いです。
土地が広く遊び場が沢山あるからなのと、誰もが学校に行ける訳ではなく、家を手伝いながらとか、家族皆で協力し、みなで生活しているので、兄弟の面倒をみたり、お使いにいったりといった環境からそうなるのではないでしょうか。

しかし、家庭に問題がある子も沢山いて、悪い道に行ってしまう事も多いのは事実です。
そういった事も理解しながらブラジル文化と接していけたら違った話しも聞けるのではないでしょうか。色々勉強になります。

日々前進・・・・

20090226

支部長ブログ VOL.4

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

東京支部所属
東京目黒道場主
渡部


「カポエイラをする目的」

運動やスポーツをする目的は何なのか?
今年33歳になる僕くらいの歳になると目的は人それぞれ様々でしょう。
しかし、同じ質問を子どもにしたとしたら答えはずいぶん違ってくるのではないかと思います。
僕らの年代に比べるとはるかに大きな夢や希望を持っている割合が多いのではないでしょうか。
オリンピックに出たい、プロ選手になりたい、億万長者になりたいなどなど。
大きな夢を持つことはすごくいいことです。
ただ、大きな夢だけが自分を動かすモチベーションになってしまうのは結果次第では危険でもあると思います。
その先に待ち受けている道が平たんでないことはここで僕が言うまでもないですね。

カポエイラをする目的は何なのか?
キッズクラスに通ってくれている子どもたちにもまだこの質問をしたことがありません。
ただ、この質問に関しては大人も子どもも大して変わりがないんじゃないかな、って思っています。
カポエイラをしていて大きな夢を持つといっても、正直具体的なものがなかなか思い当たらない人が多いんじゃないかなというのが僕の予想です。
ただ、カポエイラが好きだと思ってくれている割合は間違いなく多いはずです。



2月22日(日)にグルーポ・テンポさんとの合同ホーダを目黒道場で開くことができました。
主役は子どもたちです。
その場にいた人なら誰もが感じてくれたはずです。
子どもたちの真剣な目。必死の動き。
子どもたちをあそこまで動かしていたのは何でしょう?
実際は子どもだけじゃないんですけどね。大人たちもかなり真剣で必死でした。



子どもに運動やスポーツをさせるのにそんなに大きな夢も目標もいらないんじゃないかな。
夢を持ちたければ持てばいいし。夢を持てないとダメなんてこともないし。

そんなことを確信できた1日となりました。
僕のクラスの子どもたちには「感想文」という宿題を出しました。
書いてくるのか書いてこないのか。
書いてきたならどんなことを書いてくれるのか。
楽しみです。

20090223

支部長ブログ VOL.3

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。
神奈川支部代表 中嶋
 
・児童館の発表会
 
 
先日、月に一度カポエイラの指導に行っている、児童館の区の発表会がありました。
各児童館の子供達がダンスや一輪車など練習した成果を、ご家族や同じ区内の児童館のみんなに発表する場で、
会場はクラシックのコンサートが行われる大きなホールが使われます。
 
 
 
児童館の子供達はいつも元気です。
児童館を訪れると、挨拶と共にみんなそれぞれのコミュニケーションを取ってくれます。
手をつなぐ、抱きつく、体によじのぼる、腕にぶらさがる、などなど。
そして最近あった事や今流行っている事など、子供達の世界の出来事を教えてくれます。
 
私が子供だった時代と比べると、現在は室内での娯楽が増えたり、
子供を狙った犯罪が増えた為、外で遊びにくい環境になったように思います。
ですが、子供達が元気よく走ったり、にぎやかに友達と遊んでいる姿を見ると、今も昔も変わらないと感じ安心します。
 
 
 
春から稽古を始め、基本の型から少しづつ練習してきました。
秋からは発表会の構成を決め、ポルトガル語の数字や技の名前を覚え、
歌や楽器の練習など、本番を意識した練習を積んできました。
 
今年に入り実際の舞台の大きさで練習を繰り返しましたが、風邪をひいてメンバーが揃わなかったり、
ふざけて先生に叱られたり、集中力が切れて遊び始めたり。
 
 
 
そして当日、
風邪をひいていた子も来て、全員が揃いました。
いつも元気がいいみんなも、さすがに大きな会場でたくさんの人を目の前にしたら緊張するだろう。
と思いましたが心配もつかの間、控え室に入りいつもと違う空気を感じ取った一瞬顔がこわばりましたが、
その空気に慣れたらいつも通り元気いっぱいに戻りました。
 
みんなの番になり、舞台に立ちました。
挨拶、自分の相手と握手をしてから蹴る、避ける。
みんな大きな声でしっかり技の名前も数字も言えてる!
 
側転をしてジョゴ(カポエイラの組み手)。
蹴りをしっかり見て避けて。
笑顔で楽しそうにジョゴしてる!
 
楽器も音にあわせて叩けてる!
歌も大きな声で唄ってる!
 
見た事のない楽しそうな顔をしているみんなが、そこにはいました。
 
 
 
発表会が終わり、今期の児童館でのカポエイラが終わりました。
みんなに会えない時間は寂しいですが、子供の成長は早いです。
大きくなったみんなに会える日を楽しみにしています。
 
 
 
 
神奈川支部代表 中嶋

20090211

支部長ブログ VOL.2

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

千葉支部代表 中村

○カポエイラ現在過去未来


先の渡伯で感じたこと。
本部では今まさに新しい世代が育っている最中です。
ホーダ(カポエイラをする時に作る人の輪)の平均年齢が10代後半である時がほとんどでした。
ブラジルに到着して間もないある日、街の中心街でカポエイラを披露することになった時も指導者レベルの者はほんのわずか。
「子どもばかりで集まって、、、これは頑張ってホーダを支えねば。。」
と、内心思っていたのですが始まってみたらなんてことはない、子どもたちの素晴らしいカポエイラによってとてもいい空気を創り上げていました。
皆で楽器を奏で、歌い、魅せる。
まさに次世代のカポエイラがそこには在りました。


彼らの前の黄金期。
個人的な見解ではありますが、それはちょうど私が初めて渡伯した2001年頃であったと思います。
若く、勢いのある同年代の同期がたくさんいて、ホーダでは常に圧力あるカポエイラがありました。
私の世代は本当に豊作で、素晴らしいカポエイリスタがそろっていました。

Valente, Chocolate, Gafanhoto, Polaco, Ali-Baba, Pe-de-Pano, magi, Orangotango, De-borracha, Adriana、、、

神の道のみを求めた者
ケガでやめざるを得なかった者
喧嘩別れした者
新たな地で生活を始めた者、、、
去った者残った者、それぞれに様々な人生模様がありましたが、上に記した者全てがまだ健在であること。
荒くれ者揃いだっただけに、それが一番神に感謝すべきことなのかもしれません。


「ここは我々の街だ!」
イタグアイという街で他団体としのぎを削る。
コハダンジコンタスの哲学を守るため、強さが前面に出ていた前世代。
そしてその世代で築かれた強さ、地位に守られ、さらにはインターネットによってカポエイラ界にも訪れた情報化社会が、美しさの強調された今の世代を作り上げているのでしょう。
どちらもまさに時代が反映したカポエイラなのだと思います。


そして未来。
先のことは誰にもわかりませんが、ただ一つ言えること。
それは良いことばかりではないということです。
何事もそうですが、良い状態を保ち続けるというのは容易ではありません。
必ず波はあります。
ただ、そこを乗り越えられるかどうかは頂点に立つ者の力量なのでしょう。
デシオ館長のゆるぎない哲学、ぶれない心が求心力となり、厳しい状況でも団体を保っていられたのだと思います。
団体が大きくなった今、これは日本でも、そして各支部レベルでも言えることです。
これから起こる諸問題は私を含め各支部長の力量が試されます。
身が引き締まる思いではありますが、斜め上を向いて力強く歩いて行く気持ちになれるのは大きい大きいデシオ館長のおかげだと思います。



今回は私が知る前黄金世代のみをお話しさせて頂きましたが、デシオ館長の思い出話ではその前の黄金世代も時々出てきます。
昔のことを語ってくれる館長の瞳は、とっても深い色をしています。
「良いことばかりではなかったが、悪いこと続きでもなかった」
色んなものを目の当たりにし、戦い、勝ち得てきた今。
団体を立ち上げて29年になる今、デシオ館長はカポエイラの未来をどう見据えているのでしょうか。
このBlogを書いているうちにだんだん気になりだしました。


次に館長と会った時に伺いたいことが、おかげで今日ひとつ増えました。




千葉支部代表 中村

20090208

レッスンレポートVOL.3

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第三弾は東京支部 ALCAさんです!

こんにちは。ALCAです。

現在、私は週に1~3回レッスンに通っています。
カポエイラを始めて1年半ぐらいなのですが、はじめは週1回のカルチャースクールからスタートしました。
社会人になってから運動という運動もせずにいたので、自分がどれだけ動けるのかも分かりませんでした・・

週1回のレッスンではありましたが、レッスン後の筋肉痛がやけに心地良かったのを覚えています。
それから、段々レッスンの回数を増やしていきました。
自分のペースでレッスンの回数が決められるので、とても助かっています。
本当はきちんとしたペースでレッスンに通った方が良いとは思うのですが、楽しく、長く続ける為には自分のペースを守る事も大事かなといい風に考えています。
無理せずに出来て、とてもいいですよ。

そして、カポエイラをするにあたって私の中で小さな決め事があります。
・自分の体(例えば体調や仕事の疲れ具合)と相談し、決して無理はしない事
・やる前から出来ないと思わない事
・人と比較しない事
こんな事を考えながら、これからもカポエイラを続けていけたらなと思っています。
出来なかった事が出来るようになる『達成感』は本当に新鮮で感動的でもあります。
カポエイラの技を知らない家族や友人についつい自慢してしまいます。
楽しくカポエイラを続け、身も心も成長していけたらなと思っています。

ALCA

20090205

レッスンレポートVOL.2

ブラジルレポートに続き、普段のレッスンやカポエイラを通して感じたことなどをアップしていきます!第二弾は東京支部 Tainhaさんです!

カポエイラを始めて4年半になるTainha です。

私はたいてい平日の夜の仕事帰りにレッスンに行きます。
どうしても仕事の後なので,疲れた,眠い,お腹空いた・・とぼんやり
しながらレッスン場に入るのですが,
すでに着替えて技や楽器の練習をしている仲間を見ると,カポエイラス
イッチが入ります。


始めた当初はただ体を動かすのが楽しくて早く仕事終わらせてレッスン
に行かなきゃ!!と思っていました。
でも,そのうちに楽しい!大好き!だけでは上手になれないことに気づ
き,
帯を巻くようになってからはキレイでカッコいい動きをする人たちを見
てうっとりしたり,うらやましいと思うよりも
悔しい!!と思う気持ちが上回るようになってきました。

同じ蹴りなのに自分の蹴りと何が違うのだろうか?
分かりそうで分からない。理解に手が届きそうだから一層気になって,
上手な人たちの動きを観察するようになりました。

観察するようになって気づいた事は,上手い,上手くないの差は努力だ
ということ。
上手い人はそれだけ練習しているし,レッスン中も先生からたくさん吸
収しようという姿勢を持ってレッスンを受けています。

カポエイラは楽しくて,カポエイラで出会った仲間は私に元気をくれ
て,やる気を起こさせてくれて,ぼんやりしている私をたまに
焦らせてくれます。

簡単に何でも出来るようになってしまっては面白くない。
早く上手になりたいけれど,ジタバタしている今も面白いから
私は自分のペースでこれからも少しずつ頑張っていこうと思います。

私が感じるホーダ

カポエイラではホーダと呼ばれる,人の輪を作りその輪の中で二人が蹴
り,避けや技を繰り出しながらジョゴと呼ばれるゲームをします。
私はそのしなやかで強くてカッコいい動きに憧れてカポエイラを始めま
した。

ホーダを楽しむ為に私が気をつけている事を書いてみたいと思います。

1,とにかくやってみること
  レッスンで教わった事,今の自分に出来る事をどんどん出していく。
  楽器にも触ってみる(間違っていてもきっと助け舟がでるから大丈
夫です)

2,心で,身体で感じること
  動いている人だけでホーダが成り立っている訳ではないので,周り
の人たちがジョゴ以外で
  どうしているか見回してみる。
  手拍子,楽器,歌。みんなが盛り上がって一体化した時,ものすご
く楽しいと感じるはずです♪
  そして,先生や上の帯の人たちの動きを見てうっとり・するのも大
事です。 

3,頭を使う事
  ホーダに慣れてきたら,次は蹴るだけ,技を出すだけじゃなく習っ
た動きをどこで出せばいいか,
  効果的に相手に出すには自分がどう動けばいいのかを考えてみる。
  逆に相手にやられてしまった時,自分がどう対応すればいいのかも
考えてみる。


団体のホーダでは年齢も職業もバラバラな人達が集まってまるで大家族
のようです。
そして同じ先生に習っていても,その人,人で個性が出るので見ている
だけでも楽しいです。

カポエイラのホーダは1人ではできません。
仲間がいるから楽しくホーダを作る事ができる。
仲間がいるから私は今まで楽しくカポエイラを続けてこれたし,これか
らも頑張って行こうと思えるんだと思います。


東京支部  Tainha

20090203

支部長ブログ VOL.1

月毎に東京・千葉・神奈川支部長が記事を書いて投稿していきます。

日本支部代表池村

○日本におけるカポエイラ

カポエイラの稽古に来る男女比はなぜか女性が多い。
本国では男性が圧倒的に多いのだが、歴史的にそうなるのかもしれない。その辺に関しては日本人なので詳しくは解らない。

十数年前になるが、日本の場合、カポエイラが注目された要因の一つとして、ダンスに動きが取り入れられたり、ダンスイベント等ステージに踊りとして立つ事が多くあり、日本の武道と比べると露出する場が全く違っていた。
なぜならカポエイラと音楽は切っても切り放せない関係であり、ダンス的要素がつよい。そもそも武道とは異なるのだが、武道的要素もカポエイラにはある。
更には歌や楽器の演奏もあり、全てをこなさなければいけない。
細かい事を言うと、楽器のチューニングをしたりなどバンドのような事もする。

当時はストリートダンスをやっている人が圧倒的に多く、カポエイラのアクロバティックな技をいとも簡単にマスターしていく人は珍しくは無かった。

それと、女性誌等にエクササイズとしてダイエット的要素が強いと言う事で取り上げられる事が多く、実際雑誌を見て始めたと言う女性も多かった。

どちらかと言うと、華麗に動けたら格好良い、音楽もあって楽しい、同年代の仲間が増える、ストレス解消、健康に良い等の理由で始める人が多かったのではないでしょうか。

日本の武道であれば、強くなりたい、礼儀作法を学びたい、心身を鍛錬したい等が理由で始める所だが。

そもそもカポエイラは一般的に言う試合、大会等が無く(一部流派によってはある)、格闘技の要素はあるが優劣を第三者が決める事はなく、武道のように心身鍛練のために稽古を重ねるのが目的である。
日頃の稽古の成果をJogoと呼ばれる自由組手で表現するのだが、これが日本の武道で言う所の演舞と言う形に似ている。

ただ、カポエイラの組手のルールが世間一般で理解されている試合とは少し異なり、勝敗を競う目的ではないと言う所が解釈が難しい。

将棋に例えれば、より上手く効率よく駒を操り、追い詰めていくと言うプロセスに近いと思います。

こういった事から、性別、年齢、体格差はカポエイラの組手では重要ではなく、いかに効率よく間合いを制し、相手を追い詰めるかと言う所が女性が多いと言う理由の一つなのかもしれません。

それと、私個人的な意見だが、ウエアーがお洒落であるというところも関係しているように思われる。

始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、大切なのは、それをすることでどうなるのかと言う事で、何より楽しめるかという事が一番大事にしなくてはいけない要素だと思います。

カポエイラを大いに楽しんで、生涯かけて還暦を過ぎてもJogoを皆で楽しめればと思います。

代表池村

20090202

ブラジル渡航レポート VOL.4

2008年秋、ブラジル本部でのバチザド(昇段式)に参加するために、日本支部から代表含む生徒数名がブラジル本部に渡航しました。現地で感じたことや学んだことなど、何度かに分けてレポートをアップしていきます。第四弾は東京支部、Mさんです!


・東京支部:Mさん(Parteira)
・滞在場所:ブラジル リオ・デ・ジャネイロ本部道場
・滞在期間:2008年9月17日~2008年10月8日
・同行・同期滞在者:Mao de Onca(渡部 健志)
 
 

 五感 ~cinco sentidos~
 
3度目のブラジルへ。
我が団体の本部へカポエイラの稽古をつけていただきにゆくわけで、
観光旅行にゆくわけでは決してありません。だけど・・・
24時間以上かけて、大好きな熱い国ブラジルへゆくんですもの。
 
カポパンにビーさんだけでは女が廃ります!!
お気に入りのワンピースにヒールの靴、思い切ってビキニも購入♪
前日に徹夜でかばんにいっぱいの荷物と
たくさんのワクワクを詰め込んで・・・・いざ出発!!
 
 
あぁ~この空気、この空、この太陽、この風、この匂い・・・・・。
イイね、イイよ~♪ブラジゥ到着~♪
危険な匂いと、開放的な匂い。一見対照的な二つの香り。
ブラジルスイッチをオンにして、
あたしの五感よ、全開に始動せよー!!
 

 
 
◆視◆
 
目に飛び込んでくるもの・・・・。いろんな色、色いろ~
 
空、土、木々や花、鳥、フルーツ、野菜、豆・・・・。
ケーキ、お菓子、肉、魚、スーパーの陳列・・・・。
車、看板、服、ビーサン・・・・。
表情豊かな顔色。
 
すべてがあざやかに見える。
ぼやけていなくて、目の中にドーンって入ってくる。
 
穏やか、癒される、幸せ、ワクワク、
元気になる、楽しい、食欲増強
げんなり、毒々しい、攻撃的、
怒り、危険、食欲低下・・・・・。
 
はっきり、見えてくる。はっきり解ってくる。
 
視るってこんなにいろいろ感じられる!
 



 
 
 
◆聴◆

耳に飛び込んでくるもの・・・・・
風の音、木々のなびく音、鳥の鳴き声、犬の遠吠え・・・・・。
自然でいい感じ~って、
思いきや、どんどん色んな音が飛び込んでくる!
 
ご近所さんから聞こえる、
アメリカンなBGMや、レゲェの爆音!
遠くから聞こえてくる、教会の演説&ノリノリなバンド!
明け方まで聞こえてくる野外コンサート?ディスコ?の音楽。
子どもたちの元気に遊んでる声。
どこかの家でベビーの泣いてる声。
車の音。挨拶代わりのうるさすぎるクラクション!
これが選挙活動?暴走族やR翼以上の列をなして、
クラクションに花火にテーマ曲に
奇声を発するマイクに・・・・。
(→これで、お願いされても入れてやらないって思うけど)
マオン・ジ・オンサのアタバキを練習している音。
ビリンバゥを弾きながら、歌を歌ってる音・・・。
夜23時くらいから始まる、
バガルーミさんのアタバキのレッスン・・・。
 
とにかく、どこにいてもいろんな音が聞こえてくるし、
逆に発している。
だけど、それは騒音としてではなく、
生活の中の音として聞き流せてしまうのが
ブラジルのスゴイとこ!
うるさいって怒ってる方 (カントーラさん)もいるけど、
生活の音として受け入れているところが寛大です。
 
東京では色んな音で問題になることも多い。
騒音おばさん・・・懐かしい。
アノおばさんはやっぱり迷惑だから、
何かしら対処してもらわないと困るけど・・・。
 
子どもの元気な声、遊んでる声、泣いてる声・・・・
それまでも騒音だって裁判まで起こってしまう日本・・・・。
なんてことでしょう!!
 
生活してる音・・・・・。
聞こえてくるその音で何かわかってくることもあるのにな~。
ベビーの鳴き声が聞こえたら・・・
家族が増えたんだぁ。おなか空いてんのかな~。
お母さん大変だろうな~って。
こっちまでワクワクしたり、心配したり、SOSが聞こえたり・・・・。
相手のことを考えられる。
 
そんな広い平和な心を持ちたいものです。
 



 
 
 
 
◆嗅◆
 
ブラジルのにおい・・・・・・。
ニンニク、フェイジャオン、カルニ(牛肉)、フルッタ・・・・・。
柔軟剤、せっけん、老若男女問わずつけている香水、汗・・・・。
ほこり、排気ガス、生活用水がすべて流れている川・・・・・。
こんな匂いあちらこちらで出くわします。
 
けど、全部嫌いじゃないです。
 
大好きなマンゴー。ちゃんと熟してるかしら・・・。う~ん、いいにおい。
日本のより、強いマンゴ!!って香り♪
「食べごろだ!」
 
アカデミアで練習していると、ニンニクのいいにおい~。
「あぁ~おなか空いてきたなぁ~。
今日はできたてのフェイジョアーダを食べられる♪」
 
洗濯したてのTシャツにカポパン。強い柔軟剤の香り♪
「お洗濯ありがとうございます」
 
チョコラッチと握手!汗のにおいと香水のにおい。
「今日はせっけんの香りの香水?」
 
メストレデシオにおでこにチューをしてもらう。
「安心する優しいにおい~。」
身体がじんわりあったかくなる。
 
嗅・・・。
いろんな想像力をふくらませてくれる!!
 



 
 
 
◆味◆
 
しょっぱーい!!あまーい!!
ブラジルの味は単純です。日本の複雑な味覚は必要ない!
 
しょっぱいものしょっぱく、甘いもの甘くたべましょう!!
しょっぱ甘いなんて中途半端はだめだめ!
 
お肉の味!お野菜の味!にんにくと塩だけの味付け。
そのものの味が分かります。
 
コーヒーに砂糖を・・・・。
そっそんなに入れると、
コーヒーその物の味が分かりません(汗)。
 
ブラジルのごはん
カントーラさんのごはんはとってもおいしい。
愛情込めて作ってくれているから、
カポエイラをするエネルギーもモリモリ出てくる。
日本とは違う環境の中で、カポエイラの稽古に励めるのは、
「エネルギーの源→おいしい食事」があるからこそ!
感謝して味わっていました。
 




 
 
◆触◆
 
イタグアイの仲間たちとの握手や抱擁やほっぺにチュー・・・。
カントーラさんの豊満な胸に抱かれたとき、
偉大なメストレデシオに
優しく抱擁されおでこにチューされたとき・・・・・。
 
あったかくて、優しくて、うれしくて、大切で・・・・。
触れるっていうのはホントすごい力。
 
 
ブラジルの習慣や文化に触れる・・・。
日本とは全く違うもの、日本となんだか似てるもの。
 
お互いをちゃんと理解し合うためには
触れるって、とっても大切なこと・・・。
 
お互いを知って理解をし合える・・・・。
国なんて関係なくて、人種なんて関係なくて、
宗教なんて関係なくて、
とにかく触れてみると、なんだかあったかくて
何か解ってくるものがある。
 
まずは身近な人から触れ合って、
どんどん広がって
世界中のみんなが触れ合うことを大切にしていけると
戦争なんてなくなりそうな気がします・・・。
 



 
 
ブラジルではいろんな物に触れてきた。
「視・聴・嗅・味」それぞれの感覚を通していろんなものに「触」れてきた・・・・。
日本にいる時だって大切な感覚なんだけど、
どうやらブラジルスイッチが入ると、
この五感は働きが絶好調になるみたい。なんでだろう・・・。
あの空気かな~?空が広いからかな~?太陽の日差しが強いから?
危険な匂いや開放的な匂いがするからかな~?
イヤでも五感が働いてくる。この感覚・・・・。
 
おぉっ!カポエイラをしている時と同じだ!!
まだまだ、身体の隅々まで神経が行き届いていないみたいで、
先生方の言われることが思うように
できないことはたくさんあるんだけども・・・・。
 
視て、聴いて、嗅いで(?)、味わって、触れて・・・・・。
五感をめいっぱい働かせてジョゴしてます!
五感を働かせていないと、学べないし、危険が分からないし、
いろんな事を吸収できない。
 


 
五感を研ぎ澄ましていると、対象の芯の部分が分かってくる気がする。
感覚をめいっぱい使って、やっと触れることができた時・・・・・。
感覚的だったものは確実な物になり、対象をしっかりと捉えられるようになる。
その捉えた物は害のある物・不必要な物かもしれないし、
すごく必要なもの、大切なものかもしれない。
今度は、それを自分でどう消化・吸収・排泄していくか・・・・。
 
今の世の中は、いろんな情報が飛び交って、何が必要なのか、
何が不必要なのか分らなくなってしまっている。
自分の五感を働かさず、テレビ・新聞・インターンネットでの情報を
鵜呑みにしてしまっている人も多い。
 
だけど、あたしはカポエイラを知っている。
五感を働かせることの大切さを知っている。
そして、いろんな物を感じて、触れて、消化、吸収する力は、
年を取っていく割には、成長しているハズだっ!!
 
 
出発の前日に荷物とワクワクをいっぱい詰め込んだかばんの中には・・・・・
ブラジルの大きな大地と広い空、
大好きなメストレデシオや大切な仲間たちの下で
感じた思い出をいっぱい詰め込んで帰って来ましたよ♪
 
カポエイラ的に成長したのかと問われると・・・・・??
 
だけど、ブラジル・イタグアイには・・・
カポエイラには・・・・
人生において、「学ぶべきもの・大切なもの」がたくさんあるみたいです。
 
また、行きたーい!!
Amo Brasil  Amo Itaguai RJ  Amo capoeira  Amo amigos~♪